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碧ウイスキーはまずい?うまい?評判や口コミも解説

碧ウイスキーアイキャッチ画像

サントリーが2019年に発売した「SUNTORY WORLD WHISKY 碧(Ao)」。
日本を含む世界5大ウイスキー産地(スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本*の原酒をブレンドした、実験的なワールドブレンデッドウイスキー。

ボトルデザインは五角形で、世界観を象徴しています。
希望小売価格は発売時約5,000円(税込約5,500円)、2024年に約6,600円に改定されました

そのユニークなコンセプト、世界観、香りのバリエーションを高く評価する声がある一方で、SNSやブログでは

・まずい
・期待外れ
・コスパが悪い

といった批判的なレビューも存在します。
では、なぜこのウイスキーは飲む人によって大きく評価が分かれるのでしょうか。
本稿では「まずい」とされる理由から、ポジティブな評価、飲み方の工夫まで幅広く掘り下げ、多面的に分析します。

碧(Ao)ウイスキーとは

碧ウイスキー画像引用

出典:https://www.suntory.co.jp/

碧(Ao)は、サントリーが手がけたブレンデッドウイスキーで、世界5大ウイスキー(スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本)の原酒を融合させたユニークな銘柄です。
ブレンドの妙によって、それぞれの国の特徴をバランス良く引き出し、複雑かつ調和の取れた味わいを実現しています。

名前の「碧」は、深い青のような“世界の広がり”を象徴し、ボトルデザインも印象的。
多様な飲み方で楽しめるのも特徴で、ウイスキー初心者から中級者まで幅広く親しまれています。

「まずい」と言われる背景

まずいイラスト

味の偏り・バランスの悪さを指摘する声

碧Aoの特徴は、複数の原酒を組み合わせたワールドブレンドです。
しかし、そこから逆に「調和よりも個性がぶつかり合っている」ように感じるという指摘があります。

例えば

・香りや風味が不足
・苦味や刺激が強くバランスが悪い

など。
いわゆる“まとまり感”を求める人には、個性の共演が落ち着かない違和感につながるようです。

価格に対する期待値とのギャップ

価格帯が5,500円〜6,600円と、中価格帯上位に位置するため、消費者の期待も高まります。
「他の国産ブランド(白州・山崎・知多など)と比較して突出感がない」と感じる人も多く、「味と価格のバランスが見合っていない」というネガティブ評価に繋がります

香りの派手さが逆効果に?アルコールの刺激や後味に不満の声

なかには、香りが強すぎたり、後味にアルコールの辛味や苦味が残ると感じる人もいます。

・セメダインのような匂いがした
・後味が争う印象

といった辛辣な口コミも見受けられます。

飲み方によって印象が一変することへの戸惑い

碧Aoはハイボール、ストレート、トワイスアップ、ロックなど多様な飲み方が提案されていますが、飲み方を誤ると薄味に感じたり個性がぼやけるという声もあります。

特にロックや加水すると繊細さが失われると評価を下げるケースも。

「まずくない」とする肯定的な視点

うまい飲み物イラスト

世界5大ウイスキーを融合させた“碧Ao”という実験的挑戦

碧Ao(アオ)が他のジャパニーズウイスキーと明確に異なるのは、その“グローバルブレンド”というアプローチです。
サントリーが独自に持つ調達ネットワークを活かし、

・スコットランド
・アイルランド
・アメリカ
・カナダ
・日本

の5大ウイスキーの原酒をブレンドすることで、“世界を一杯のグラスに詰め込んだ”という、非常にコンセプチュアルなウイスキーとなっています。
ウイスキーに詳しい愛好家からは、

・各国の個性がしっかりと感じられる
・味に深みと広がりがあり、飽きが来ない

といった肯定的な声が多数上がっています。
中には、「これこそがグローバル化時代のウイスキーだ」と評価する専門家もいます。

日本のウイスキーは一般に繊細で柔らかいテイストが主流とされる中、碧Aoはそれにとどまらず、

・甘み
・スモーキーさ
・ウッディな苦味
・スパイシーさ

といった“味の立体感”を表現しています。
これは他のジャパニーズウイスキーにはなかなかない特徴であり、「個性のあるウイスキーを求める人」にとっては非常に魅力的です。

飲み方によって大きく印象が変わる“柔軟性”も魅力

碧Aoは、飲み方によって味わいが大きく変化する点でも評価されています。
ストレートで飲むとスモーキーでウッディな側面が際立ち、加水すると甘さと華やかさが前面に出てきます。

また、ロックやハイボールでは飲みやすくなり、食事にも合わせやすくなるといった“柔軟な表情”を持っています。
実際、愛飲者のレビューでは以下のような意見が見られます。

・ハイボールで飲むと、バーボンのような甘みが際立って非常に美味しい
・トワイスアップでフルーティな香りが開いてきて、まるで別のウイスキーのよう
・ウイスキー初心者にも勧めやすい一本。どんな飲み方でも破綻しない安定感がある

このように、飲み手の技量や気分、食事との相性によって変化する味わいは、逆に“クセがない”と捉えられることもあり、日常的に楽しむウイスキーとして非常に重宝されているのです。

海外での評価と受賞歴──国際的に認められたブレンド技術

国内では賛否が分かれる碧Aoですが、実は海外のウイスキー品評会では一定の評価を得ている事実があります。
特に

・ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)
・インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)

といった著名なコンペティションにおいて、碧Aoは高評価を獲得しており、国際的な基準でもブレンドの完成度が認められています。
こうした海外での受賞歴や評価は、サントリーが長年にわたり培ってきたブレンド技術が世界に通用している証拠でもあります。

国内の一部消費者が「物足りない」「個性が弱い」と感じる部分も、逆に海外では「バランスが良く、飲みやすい」とポジティブに受け止められているのです。

デザインやブランド戦略の面でも高評価

碧Aoのボトルデザインやネーミングも、多くの支持を集めています。
名前の「碧(あお)」は、日本語で深く澄んだ青を意味し、ラベルやボトルにも海や空を思わせる美しいブルーが採用されています。

これがウイスキーの

・広がりある味わい
・多国籍な原酒の融合

を象徴しており、視覚的な訴求力も抜群です。

また、ギフトボックスや限定セットのデザインも洗練されており、「贈り物に選びたくなるウイスキー」としての地位を確立しています。
実際に、

・プレゼントでもらって嬉しかった
・パッケージが美しく、記念日にふさわしい

といったレビューも多く、味だけでなく、全体的なブランディングの完成度が高いことも、ファンを引き寄せている理由の一つです。

初心者から中級者への“架け橋”的存在

ウイスキーの世界では、「最初にどの銘柄を飲むか」がその後の嗜好に大きく影響します。
碧Aoはその点で、非常に優れた“導入銘柄”の一つです。

初心者がストレートやロックで試しても飲みやすく、ウイスキーらしい香味の広がりや余韻をしっかり感じられるため、「ウイスキーが好きになるきっかけになった」という声が少なくありません。

一方で、ある程度ウイスキーに慣れてきた中級者にとっても、碧Aoは「自分の好みを見極めるための比較軸」として機能する銘柄です。
他の国産シングルモルトやバーボン、スコッチと比較することで、自身の味覚の傾向を把握できる、いわば“基準となる一本”として高いポテンシャルを持っています。

口コミ

口コミイラスト

まずい・美味しくないと言う口コミ

うまい・美味しいと言う口コミ

評価が分かれる構造──「まずい」と思うかは相性と期待値次第

提案イラスト

味の濃さ・スモーキー感の有無に対する好みの違い

強いスモーキーやピート香を好む飲み手(特にアイラ系愛好者)にとっては、碧Aoの軽やかでフルーティな風味は逆に「物足りない」と感じられます。
一方で、スモーキー感控えめの初心者にはちょうど良いバランスと映るようです。

ブランドイメージと価格による期待値のギャップ

世界5大産地の原酒をブレンドした「構想」がキャッチコピーとして強く、高いコンセプトと価格への期待が、実際の味で裏切られたと受け取られることもあります。
つまり、期待値とのギャップが否定的評価の根源となることも多いです。

飲み方や保存状態による印象の差

開封直後と熟成後、味わいが変化することや、加水による風味の立ち方の違いなど、状態や飲み方次第で印象が大きく変わる柔らかいスタイルであることが、評価の分かれ目ともなっています。

碧Aoを美味しく楽しむための工夫とおすすめの飲み方

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ストレートで特徴を知る

まずはストレートで香りと味わいをダイレクトに感じることで、甘み・酸味・スモーキーのバランスを確認できます。

トワイスアップ(1:1程度の加水)

公式でも推奨される加水方法で、香りが開き、アルコール感が和らぎバランスが整います。
特に初心者やライト派にはおすすめのスタイル。

ハイボールやソーダ割りで爽やかに

見た目にも爽快なハイボールは食中酒向け。
酸味を抑えつつ甘みや華やかさが引き立ちます。

濃いめのハイボールでも楽しめるという声もあります。

カクテルベースとしての可能性も豊富

マンハッタンやオールドファッションドなど、ベーシックなカクテルに使っても素材として生きるという評価があります。
特にフルーティーな味わいとの相性が良いとされます。

グラスや温度にも工夫を

タンブラーよりもロックグラスや専用のテイスティンググラスを使って香りを引き出す。
氷を使って温度変化を楽しむのも一手です。

まとめ

まずいと感じる人:味のバランス、香りのぶつかり、期待値の高さに合わず、不快感や物足りなさとして受け取る傾向
美味しいと感じる人:茶葉選びの妙やブレンドの世界観、飲み方の自由度、軽やかながら複雑な味の逍遥に魅力を見出す傾向

つまり、「まずいかどうか」は、その人のウイスキーの

・好み
・経験
・飲み方
・期待水準

が合致するかどうかに左右されます。
評価は主観的なものであると同時に、

・構想
・世界観
・自由度

という付加価値にも満足する層には高く評価される一本です。

飲み物

Posted by mazui