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新潟米の新之助はまずい?うまい?評判や口コミも解説

新之助アイキャッチ画像

「新潟の新ブランド米『新之助(しんのすけ)』がまずいらしい」──そんな意外な声を、SNSや口コミで目にすることがあります。

新潟県といえば「コシヒカリ」に代表される米どころ。
そこが満を持して開発したプレミアム米が「まずい」などと評されるのは、何とも腑に落ちない話です。

本稿では、あえてこの「まずい」という否定的な評価の背景に焦点を当てつつ、「新之助」というブランドが持つ本当の魅力や、逆に一部の人々にとってなぜ受け入れがたいのか。
消費者の視点から徹底的に掘り下げていきます。

新之助とは

新之助画像引用

出典:https://shinnosuke.niigata.jp/

「コシヒカリの後継」として生まれた新ブランド

「新之助」は、2017年から本格販売が始まった新潟県産の高級ブランド米です。
かの有名な「コシヒカリ」よりも甘味やコクを重視して開発され、

・炊き上がりのツヤ
・粒立ち
・冷めてもおいしい

という特性が謳い文句になっています。

科学と経験の融合で生まれた革新米

10年以上の歳月をかけて研究され、複数の品種を交配することで生まれた「新之助」。
その開発には新潟県農業総合研究所なども関わり、「大粒でふっくら、豊かな甘み」という味の方向性が狙われました。

しかし、この“理想の味”が、必ずしもすべての消費者に受け入れられたわけではないのです。

「新之助はまずい」と感じる人の主張とは?

まずいイラスト

「新潟が誇る新ブランド米にもかかわらず、『新之助はまずい』という声が少なくない」。
この現象には、いくつかの具体的な理由があります。

実際に寄せられている不満の声を分類し、その背景にある嗜好の違いや誤解についても考察していきましょう。

「甘すぎて白米としては合わない」という声

新之助の最大の特徴のひとつに「豊かな甘み」があります。
これは多くのユーザーにとって魅力的に映る要素ですが、一方でこの“甘さ”が

・不自然
・くどい

と感じられる場合もあります。

・炊きたての香りからしてすでに甘い。ごはんというよりデザートのよう
・佃煮や漬物と一緒に食べると、おかずの塩味とごはんの甘さがぶつかってアンバランスに感じた
・カレーライスに使ったら、ルーの辛味とまったく噛み合わず、変な味になってしまった

甘みが強く出るのは、米粒の中に含まれるデンプン質が炊飯時に糖化されやすい性質によるもので、これは開発段階で意図された特徴でもあります。
しかし、家庭料理の定番である煮物、炒め物、味噌汁などとの相性を考えると、「主張しすぎるごはん」になってしまい、全体の食卓バランスを崩してしまう可能性もあるのです。

「粘り気が少なく、パサつく・硬い」との指摘

「新之助はパサパサしていて、食べにくい」と感じる人もいます。
特に、コシヒカリのような粘り強くもっちりした食感を基準としている人にとっては、新之助の“あっさりした粒立ち”が物足りなく映るのです。

・いつも通りの水加減で炊いたら、硬くてパサついていた
・炊きたてでも少し芯が残っているように感じた
・口の中でボソボソして、おにぎりにするとボロボロ崩れる

ただし、これらの意見には“炊き方”に原因があるケースも少なくありません。

新之助は水分を含みにくく、やや多めの水で炊くのが推奨されており、浸水時間も長めがベスト。
推奨の炊飯モードを無視すると、本来のふっくら感が出ず、パサパサに仕上がる恐れがあるのです。

「価格に見合わない味」という落胆の声

高級米として販売されている新之助は、5kgで4,000円台~5,000円台と、一般的な米よりも割高です。
この価格に対して、

・期待しすぎた
・値段に見合わない

と感じた消費者が、結果として「まずい」と評価してしまうケースがあります。

・高いからこそ“感動の味”を期待してしまうけど、食べてみたら普通
・コシヒカリより少し高いけど、味にそこまで差を感じなかった
・プレゼントでいただいたが、自分ではもう買わないかな…

高価格帯の商品は、どうしても消費者に“感動レベル”を求められる傾向があり、「うまい」では足りず「圧倒的にうまくないと意味がない」という判断軸にさらされます。
新之助もこの“価格と期待値の落差”による評価の厳しさから、「まずい」というレッテルを貼られてしまうリスクを抱えていると言えるでしょう。

実際には絶賛の声が圧倒的──肯定的レビューとその中身

うまいご飯イラスト

否定的な声が目立つ一方で、新之助は多くの人にとっては“感動レベルのうまさ”として高く評価されている米でもあります。

ここでは、具体的なレビューや体験談をもとに、どのような層に支持されているのか。
そしてその魅力は何なのかを詳しく解説します。

「冷めてもおいしい」は誇張ではなかった

新之助最大の特長のひとつが、「冷めても味が落ちない」という点です。
この性質は、お弁当やおにぎりといった“冷温で食べるシーン”において圧倒的なアドバンテージを持っています。

・翌朝のおにぎりでも、炊きたてみたいな食感
・冷めてもツヤがあり、噛むごとに甘みが増してくる
・子どもが冷たいごはんを残さなくなった

デンプンの構成が冷めたあとでも硬くなりすぎず、むしろ甘みが増す特性は、忙しい現代人にとって大きなメリット。
特に、時間が経ってから食べる“つくりおき”文化との相性が良いと評判です。

「粒が大きくて食感が良い」「噛むほどにうまい」

新之助は大粒傾向で、炊き上がりの粒立ちが美しいのが特徴。
もっちり系のコシヒカリと違い、粒が口の中でしっかりと感じられ、「噛むほどに甘みがあふれる」という評価が多数寄せられています。

・一粒一粒が存在感があって、白ごはんだけでも十分おかずになる
・歯ごたえのある粒感がクセになる
・旅館で初めて食べてから、家でもリピートしています

また、料亭や寿司屋などのプロの現場でも「お米の主張が強く、味の輪郭がはっきりしている」と評価されることも。
白ごはんが“名脇役”から“主役”に変わるような存在として扱われているのです。

料理ジャンルによってはベストマッチ

「洋食・中華・濃い味付けの料理」との相性の良さも見逃せません。

ハヤシライス、クリームシチュー:甘みとコクが融合して極上の味わいに。
炒飯やオムライス:パラパラしすぎず、ほどよく粘りがあり崩れにくい。
甘辛系煮物:米の甘さが、料理の甘辛タレと調和する。

つまり、新之助は「和風のあっさり系おかず」に合わせるより、「味の強いメインディッシュ」に合わせた方が真価を発揮するのです。

百貨店やギフトシーンでも高評価

三越伊勢丹などの高級百貨店では、お中元・お歳暮シーズンになると「新之助ギフトセット」が人気となり、ブランドイメージも定着しつつあります。
贈答用に「美味しいお米を贈りたい」というニーズに対して、「新潟県が保証する品質」という点も後押しとなっています。

・実家に送ったらとても喜ばれた
・お米の食べ比べセットの中でも、新之助は圧倒的だった
・年配の親族に贈ると安心感がある

口コミ

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まずいと言う口コミ

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新之助が合う人・合わない人の特徴

提案イラスト

「合う」人

・ご飯そのものを主役として楽しみたい人
・おにぎりや弁当用として使いたい人
・高級米の風味を試したい人

「合わない」人

・あっさり系、粘り気のある米が好きな人
・おかずと一緒に食べるバランスを重視する人
・コスパ重視で毎日食べる家庭用米を探している人

まとめ

「新之助はまずい」という意見の多くは、味の方向性が合わなかったことや、炊き方・保存の問題に起因しているケースが少なくありません。
一方で

・冷めてもおいしい
・粒感が良い
・甘みがクセになる

と絶賛する声も多く、実際には“賛否がはっきり分かれる米”だと言えるでしょう。

つまり、「まずい米」ではなく「向き不向きがある米」。
そんな風に位置付けるのが最も公平な評価かもしれません。

少しでも気になるなら、少量パックから試してみるのもおすすめです。

米類

Posted by mazui