マックグリドルはまずい?うまい?評判や口コミも解説

マクドナルドの朝メニュー「朝マック」の中でも、ひときわ異彩を放つ存在が「マックグリドル」。
メイプル風味のパンケーキでベーコンやソーセージ、チーズなどを挟んだこのサンドは、2003年にアメリカで発売され、日本では2003年の一時的な販売を経て、2017年にレギュラーメニュー化された。
だがその味には、実に賛否が激しい。
検索エンジンに「マックグリドル」と打てば、
・苦手
・気持ち悪い
といったネガティブワードがずらりと並ぶ。
果たしてその実態は?
なぜここまで評価が割れるのか?
本記事では、「まずい」とされる理由と、「うまい」と評価する声を双方から掘り下げながら、マックグリドルという異色のメニューを紐解いていく。
マックグリドルとは
出典:https://www.mcdonalds.co.jp/
マックグリドルとは、マクドナルドの朝限定メニュー「朝マック」で提供されるサンドイッチ。
メイプル風味のパンケーキで具材を挟んでいるのが最大の特徴です。
ふんわり甘いパンケーキに、塩気のあるベーコンやソーセージ、チーズ、卵などが組み合わされており、“甘じょっぱい”独特の味わいが楽しめます。
アメリカ生まれの商品で、2003年に本国で登場し、日本では2003年と2017年に登場。
現在は朝マックの定番の一つとして定着していますが、その個性的な味わいゆえに好みが大きく分かれる商品でもあります。
「マックグリドルはまずい」と感じる人たちの主張
甘じょっぱい味のミスマッチ感
「パンケーキにベーコン?チーズ?なんで?」──マックグリドルを食べたことのない人がまず疑問に思うポイント。
実際に「まずい」と感じる人が最も挙げる要因がこの「甘じょっぱさの違和感」である。
メイプル風シロップをしみ込ませたパンケーキがバンズとなり、そこにソーセージパティやベーコン、塩味の効いたチーズがサンドされる構造は、日本人にとって馴染みが薄い。
味覚において甘さと塩気がぶつかると、多くの人は「どっちつかず」と感じてしまう。
メイプルシロップの人工的な香り
もう一つ、拒否反応を示す人が多いのが「メイプル風味」の強さである。
あくまで“メイプル風”であり、本物のカナダ産メイプルシロップの香りとは異なる、やや化学的な甘ったるさが鼻につくという意見もある。
食感の不満──パンケーキがふにゃふにゃ
通常の朝マックは、マフィンやバンズの歯ごたえがあるが、マックグリドルのパンケーキは非常に柔らかく、食べ応えに欠けるという声も。
「パンがふにゃふにゃで、具材を支えきれてない。手がベタベタになるし、食べにくい。」(40代男性)
カロリーと罪悪感のダブルパンチ
マックグリドル ソーセージ&エッグは、なんと500kcal以上。
その甘さと脂っこさが合わさることで、「朝からこんなに重いものを食べるのは無理」と感じる人も多い。
日本人の味覚とアメリカンテイストの乖離
マックグリドルがアメリカで人気を博している理由のひとつに「甘じょっぱさ」がある。
だが、日本では「白ごはん+味噌汁+おかず」というはっきり味の方向性が分かれた食文化が根付いており、甘さと塩味が混在する食事に抵抗を示す人は少なくない。
朝食への期待値とのズレ
「朝マック」といえば、軽やかで手軽な朝食のイメージを抱く人が多い。
そこに登場するマックグリドルの
・油っこさ
は期待から大きく逸脱しており、「朝に食べたくない」という反発も根強い。
実際には絶賛の声も多数──肯定的レビューとその中身
「マックグリドル まずい」という検索結果が上位に並ぶ一方で、実際にはこの商品に強い愛着と熱狂を抱く人々も少なくない。
彼らのレビューやSNS投稿を深掘りしていくと、マックグリドルには単なる“朝マックの変わり種”以上の魅力が詰まっていることが見えてくる。
以下では、肯定的評価を与える人たちのリアルな声をカテゴリ別に紹介しながら、その人気の背景を分析する。
「甘じょっぱい味が最高」──味覚の中毒性にハマる人々
肯定派の中でも、もっとも多く見られるのがこの「甘じょっぱさがクセになる」という声だ。
パンケーキの甘さとソーセージやベーコンの塩味が絶妙に融合し、他ではなかなか体験できない味覚バランスを作り出しているという評価だ。
マックグリドルのような「甘い×しょっぱい」構成は、パンケーキとベーコン、あるいはワッフルにフライドチキンといったアメリカ南部の伝統的な組み合わせに由来する。
そうした食文化に触れてきた経験のある人には、むしろ“懐かしい味”と感じられることもある。
また、味覚の面白い特性として「甘さと塩気を一緒に摂取すると脳内報酬系が強く反応する」という研究結果もあり、単なる嗜好以上に“依存性”の高い構造であるとも言える。
「朝から幸せになれる満足感」──ボリュームとエネルギー補給の側面
マックグリドルは、朝マック商品の中でもカロリーが高めで、重量感がある。ゆえに
・一食でしっかり栄養補給したい派
からは高く評価されている。
また、「朝からあまり食欲がない人」にとっても、甘いパンケーキの存在が“食へのハードル”を下げてくれるという側面がある。
和朝食のように複数の副菜を用意する手間を考えれば、手軽に片手で食べられる点も高評価のポイントだ。
「日本にはない味の体験」──“異文化感”がむしろ魅力
マックグリドルを支持する層の中には、「これは日本の味じゃない、だからこそ好きだ」と語る人もいる。
アメリカ的な食文化の再現、あるいは非日常感の提供という点で、評価されているのだ。
また、こうした“異文化フード”にポジティブな評価を下す層は、
・洋楽
・海外ドラマ
が好きな人にも多く、「海外の朝食文化をリアルに体験できるアイテム」としてマックグリドルを好んで選んでいる。
「唯一無二の存在」──代替が効かない味への信頼
肯定的なレビューにおいて、最も象徴的なフレーズが「他にこういう味はない」というものである。
マックグリドルに似た商品はなかなか存在せず、スーパーやコンビニでは簡単に代替品を見つけることができない。
その“唯一無二感”が、コアなファンの心を強くつかんでいる。
こうした声からは、マックグリドルが「ファストフード界のカルト的人気商品」として確固たる地位を築いていることがうかがえる。
個性的であることは時に否定されやすいが、それ以上にファンの心に深く残るのである。
「復活してくれてありがとう」──一時販売休止からの再評価
マックグリドルは日本で2013年に販売終了し、2017年に復活したという経緯を持つ。
その間、復活を願う声がSNS上に続々と投稿されるなど、一部のファンにとっては「幻のメニュー」として記憶されていた。
このように、一度終了してしまったメニューが復活したという“ストーリー性”も、熱心な支持層を生んだ要因の一つである。
商品に思い出やノスタルジーが絡むことで、単なる味以上の「個人的な価値」が付与されている。
口コミ
まずいと言う口コミ
マックグリドルまずい。買わなきゃよかった・・
— 0kashi1 (@0kashi1) August 13, 2013
マックグリドルまずい。酢豚のパイナップルやそうめんのみかんと似た悪意を感じる。
— ラムメロンピニャコラーダ (@rummelonp) May 14, 2011
マックグリドルまっずまずいやん
うわぁぁぁあ
甘い
— 南斗最後のユリア (@love01220122) January 4, 2019
マックグリドル糞まずい
— アルガ (@masa_aruga) February 16, 2013
正直マックグリドルまずい
— ゆとちゃん (@jumpeggs) June 7, 2015
うまいと言う口コミ
マックグリドルがマックの全商品で1番うまい
異論は認める pic.twitter.com/T7HMOofMN9— 3辛 (@3kara_veryhot) August 3, 2025
車内で朝食
マックグリドルうまい pic.twitter.com/nTfyD566Re— スネア (@snea_carwash) November 5, 2024
マックグリドルうまい pic.twitter.com/CiNmuVHnWK
— Happiness Spreads (@HappinesSpreads) July 10, 2024
誰が何と言おうと
マックグリドルはうまい pic.twitter.com/dhYcH6ZUAl— てぃけし (@PeachLavillion) January 6, 2024
マックグリドルあまじょっぱい!うまい! pic.twitter.com/VlUYaU5Lvv
— akuwano (@kuwa_tw) May 10, 2024
マックグリドルは「まずい」のか?編集部の総評
結論から言えば、マックグリドルは“人を選ぶ味”である。
だからこそ強烈な「まずい」評価と、同じくらい熱烈な「うまい」支持が生まれている。
・一方、クセになる味わいにハマった人にとっては「他に代わりが効かない唯一無二の朝マック」
好みが分かれるフードは、「まずい」と言われやすい運命にある。
しかしその裏に、確実なファン層が存在することも忘れてはならない。
まとめ
マックグリドルは、単なるファストフードの一品ではない。
「朝食とはこうあるべき」という日本人の常識を揺さぶる、挑戦的で革新的な存在である。
その味を「まずい」と感じるか、「最高」と感じるかは、あなたの味覚次第。
一度食べて「合わなかった」と感じた人も、もう一度トライしてみてはどうだろうか?
時間帯、気分、体調によって印象は変わることがある。
“甘じょっぱさ”を制する者こそ、マックグリドルの真価を知る者なのかもしれない。