こがね製麺所はまずい?うまい?評判や口コミも解説

うどん県・香川を中心に展開するセルフうどん店「こがね製麺所」。
リーズナブルな価格で讃岐うどんを楽しめるチェーンとして、地元の方や観光客に親しまれています。
しかし一方で、インターネット上や口コミには「まずい」といった否定的な意見も散見されます。
なぜこのような評価の差が生まれるのでしょうか。
本記事では、こがね製麺所が「まずい」と言われる理由と「うまい」と評価される理由の両面を掘り下げます。
さらに、おすすめのメニューについても紹介し、実際に訪れる前に参考になるようまとめました。
こがね製麺所とは
出典:https://www.koganeseimensyo.com/
こがね製麺所は、香川県丸亀市発祥の讃岐うどんチェーンです。
香川を中心に店舗を展開しており、セルフ方式で手軽に本格的なうどんを味わえることから、地元の人々だけでなく観光客にも人気があります。
セルフ形式の魅力は、自分で天ぷらやおにぎりなどのサイドメニューを自由に組み合わせられる点にあります。
また、店名にもある「こがね」という言葉は、豊かさや黄金を意味し、うどんを通じて地域に幸せを届けたいという思いが込められています。
近年は県外にも進出し、讃岐うどん文化を広める存在となっていますが、利用者の声を見てみると
・だしが薄い
など否定的な意見も少なくありません。
そのため、こがね製麺所の評価は好みや期待によって大きく分かれる傾向があります。
まずい理由
麺の硬さやコシが強すぎる
讃岐うどんの特徴といえば「強いコシ」ですが、こがね製麺所では特に硬さが際立つことがあり、慣れていない人にとっては「ゴワゴワして食べにくい」と感じられることもあります
一般的な柔らかめのうどんに慣れている人にとっては、かえって違和感が強く「まずい」との印象につながります。
だしの味が薄い・地域差の影響
・旨味が弱い
といった声もよく見られます。
これは香川の伝統的な讃岐うどんのだしが、関西風の繊細であっさりした味付けであるため、濃い味に慣れた人には物足りなく感じられることが理由の一つです。
特に関東圏の利用者は「だしが水っぽい」と感じやすい傾向があります。
店舗ごとの当たり外れ
セルフうどんチェーンであるため、店舗によって麺の茹で加減や出汁の濃さに差が出やすいのも事実です。
「ある店は美味しいのに、別の店ではハズレだった」といった口コミもあり、チェーン全体の統一感に欠ける部分が「まずい」という評価を生む要因になります。
サイドメニューの油っぽさ
こがね製麺所では天ぷらなどのサイドメニューが豊富ですが、時間帯によっては揚げ置きの天ぷらが出されることもあります。
その場合、衣がべちゃっとして油っぽさが目立ち、「うどんの美味しさが台無し」と感じられることがあります。
健康志向の人にとっては、この点がマイナス評価につながるようです。
観光客の期待とのギャップ
香川といえば「讃岐うどんの本場」という期待が大きいため、観光で訪れた人が「もっと感動的に美味しいはず」と思って食べると、セルフチェーン店の味に肩透かしを食らったように感じ、「まずい」と評価する場合があります。
実際は日常的に食べられる手軽なうどん店であり、観光客が期待する特別感とはズレが生じてしまうのです。
混雑時のサービス低下
人気チェーンゆえに混雑する時間帯も多く、注文や提供が雑になったり、天ぷらや麺が作り置きで提供されたりすることもあります。
こうしたタイミングで食べると、普段の品質より落ちてしまい「まずい」と感じる結果になります。
うまい理由
麺の強いコシと歯ごたえが魅力
讃岐うどんの特徴といえば、なんといってもその「コシ」にあります。
こがね製麺所の麺は、やや太めでしっかりとした弾力があり、一口食べるだけで他のうどんとの違いを感じられるほどです。
「硬い」と表現されることもありますが、これは逆に「噛むほどに小麦の旨味が広がる独特の食感」として評価されています。特に冷たいぶっかけやざるうどんでは、このコシの強さが際立ち、つるりとした喉ごしと噛み応えのある食感が同時に楽しめるのです。
慣れてくると、この硬さがやみつきになり「こがね製麺所の麺だからこそ」と感じる人も少なくありません。
出汁の香りと優しい味わい
こがね製麺所の出汁は、いりこや昆布を中心にした素朴な味わいが特徴です。
「薄い」と言われることもありますが、塩分や化学調味料に頼らず、素材そのものの風味を活かした優しい味は、地元香川の家庭で親しまれる味に近いと言えます。
特に朝食や軽食として食べる際には、このあっさり感が胃に負担をかけず、毎日でも食べられる安心感につながっています。
また、薬味や天ぷらを加えることで味が広がり、自分好みにカスタマイズできるのもセルフ形式ならではの楽しさです。
セルフ形式の自由さと楽しさ
セルフうどんの魅力は「自分のスタイルで食べられる」ことに尽きます。
こがね製麺所でも、麺の温冷を選び、薬味や天ぷら、おにぎりなどを自分で組み合わせることで、食べ方のバリエーションが無限に広がります。
例えば、かけうどんにちくわ天を乗せてボリュームを増したり、釜玉うどんに天かすと青ネギをたっぷり加えて風味を強めたりと、その日の気分や好みに応じて自由にアレンジできるのです。
家族や友人と一緒に訪れても、それぞれ違うトッピングを選ぶことで、テーブルに多彩なうどんが並び、食事そのものが楽しい時間になります。
圧倒的なコストパフォーマンス
こがね製麺所の最大の強みの一つは、その価格の安さです。
かけうどんの並サイズがワンコイン以下で食べられることも多く、ちょっとした天ぷらやおにぎりを追加しても1,000円以内に収まる手軽さは、観光客だけでなく地元の学生やサラリーマンにとっても大きな魅力です。
特に香川県では「日常食」としてうどんを食べる文化が根付いているため、この価格帯は地元の人々にとって欠かせない存在となっています。
「安いのにしっかり美味しい」という満足感は、チェーン展開しているからこそ実現できるこがね製麺所の強みでしょう。
観光客でも気軽に入れる雰囲気
本場讃岐うどんの名店の中には、観光客にとって敷居の高いお店も少なくありません。
地元客で混雑していたり、システムが分かりにくかったりすることがあります。
しかし、こがね製麺所はセルフ形式ながらもわかりやすく、初めて訪れる観光客でも安心して注文できます。
広々とした店内や清潔感のある雰囲気も好評で、「観光の合間にサクッとうどんを食べたい」ときに最適な場所です。
香川に来て「まずはうどんを体験したい」という人には、入り口としてちょうど良い立ち位置にあると言えるでしょう。
地域に根付いた「普段使いの味」
こがね製麺所は、特別な高級店ではありませんが「日常のうどん屋」として地域に愛されています。
仕事帰りに立ち寄ったり、家族で休日の昼食に訪れたりと、地元の人々の生活に溶け込んでいます。
観光客が求める「特別な一杯」とは方向性が異なるかもしれませんが、日常的に食べるからこそ「飽きのこない味」として評価されているのです。
この「いつもの味」という安定感が、地元で長年親しまれている理由の一つでもあります。
口コミ
まずい・低評価な口コミ
もりそば大食べたい。お昼は毎日もりそば大でいい。何日続くかな。うどんは飽きた。大して美味しくもない。こがね製麺所お前はダメや。高いしまずい。
— はるさめᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠᅠ (@harusame102) August 20, 2018
うどん屋の中で1番まずいこがね製麺所に決まってんじゃんね、行ってきてレビューしてこないとだめだねこれはね
— もぐ (@4ris_) December 7, 2023
こがね製麺所(香川県さぬき市)
香川県と言えば讃岐うどん、うどん県ですからね
しか〜し 以前にも発言しましたが 決して美味しいわけではない‼️
安い、量が多いのは認めますが 美味しいかどうかは微妙です。
太刀魚の天麩羅は初めてでした🤣
何はともあれ ごちそうさまでした。 pic.twitter.com/9cVSGakP3O— ひろ13 (@hiro13_hiro) June 17, 2023
こがね製麺所のざるうどん
麺はコシ強いけど出汁が微妙
セルフサービスの葱がアホみたいに臭くて美味しくない現段階では人に勧められないかな。今度は店長オススメの温玉肉うどんを食べてみようかなー pic.twitter.com/IFcjcpJKyi
— Shiro (@M1sT_Shiro) August 12, 2019
うまい・高評価な口コミ
1店目はこがね製麺所!
うまい! pic.twitter.com/NiViFwBswe— わかめ納豆 (@spiritmonger121) May 19, 2024
こがね製麺所の中でも、やっぱりここのが一番うまい😋#讃岐うどん pic.twitter.com/xAu6wsB9Ig
— ぴっぴ (@FUNGA0517) September 18, 2023
行こうとしてたうどん屋が定休日だったからこがね製麺所に来た
ひとくち食べてこのうどんはうまいとわかってしまった pic.twitter.com/JbOt6gHf0H— び (@sig_zienotu) October 9, 2021
今日は天気も体調もイマイチなので今治をプラプラ🚗
初こがね製麺所今治店😋松山の店舗、改装?移転?でタイミング合わず行った事無かったんだけど、あいやー、うまい❣️
松山市は何気に讃岐うどん系のお店少ないんだよねぇ、お隣なのに🥲
もちろん乗せ放題はてんこ盛り👍 pic.twitter.com/kE5hzyKJlc
— niku (@nikucity) April 7, 2024
今日の昼うどんは#こがきな こと
こがね製麺所鬼無店さんで肉うどんを頂いた!
肉が柔らかくて美味しい☆出汁も甘めでまたうまい〜❣️
麺もうま〜でした🤗
ご馳走さま〜♪#讃岐うどん#UCSR2024 pic.twitter.com/79zhVL6f4P— ☀️kouちゃん⛳️ (@senangenge92329) November 28, 2024
おすすめメニュー
かけうどん
セルフうどん店の基本中の基本といえば「かけうどん」。
こがね製麺所でも看板メニューとして多くの人に親しまれています。
熱々の出汁にしっかりしたコシのある麺を合わせることで、讃岐うどんならではのシンプルな美味しさを堪能できます。
ネギやしょうが、大根おろしなどの薬味を加えると風味が引き立ち、自分好みに味を変えられるのも魅力です。
迷ったときは、まずこの一杯を試すのがおすすめです。
ぶっかけうどん
冷たい麺に濃いめのだしをかけていただく「ぶっかけうどん」は、麺のコシをより強く感じたい人に最適です。
こがね製麺所の麺は特に硬さがしっかりしているため、噛むごとに小麦の旨味が広がります。
レモンや大根おろし、温泉卵を加えればさっぱりと爽やかになり、夏場は特に人気の高い一品です。
釜玉うどん
ゆでたてのアツアツの麺に生卵とだし醤油を絡めて食べる「釜玉うどん」も外せません。
シンプルながら、麺の弾力と卵のまろやかさが絶妙にマッチし、食べ応えも十分。
卵が苦手な方は、天かすやネギを加えることで香ばしさと食感が増し、また違った美味しさを楽しめます。
天ぷらうどん
セルフ形式の魅力は、好きな天ぷらを選んでトッピングできる点にあります。
特に人気なのは
・かしわ天
です。
揚げたてを選べば、サクサク感とジューシーさがうどんの優しい味わいと相性抜群です。
天ぷらをだしに浸して衣が少し柔らかくなると、また違った旨味を感じられるのでおすすめです。
季節限定メニュー
こがね製麺所では、季節によって限定のうどんが登場することがあります。
夏場は「冷やしうどん」や「とろろぶっかけ」、冬には「しっぽくうどん」など具材たっぷりの温かいメニューが人気です。
定番に加えて季節の味を楽しむことで、訪れるたびに新しい発見があり、飽きが来ないのもこがね製麺所の強みです。
まとめ
こがね製麺所は、香川発のセルフ讃岐うどんチェーンとして、安価で本格的なうどんを提供してきました。
しかし
・だしが薄い
・店舗ごとの品質差
といった理由から「まずい」と感じる人も一定数存在します。
一方で、
・小麦の風味
・コストパフォーマンスの高さ
・セルフ形式の楽しさ
などを理由に「うまい」と支持する声も多くあります。
さらに、かけうどんやぶっかけ、釜玉など定番から季節限定まで豊富なメニューが揃っており、訪れるたびに異なる楽しみ方が可能です。
観光で訪れる際には「本場の家庭的なうどんを気軽に味わう場所」と捉えれば、こがね製麺所の魅力をより満喫できるでしょう。