富士見堂のあんこ天米はまずい?うまい?評判や口コミも解説

和菓子好きの間で密かに話題になっている一品――それが「富士見堂(ふじみどう)」が販売する「あんこ天米(てんべい)」です。
東京・葛飾区に本店を構える米菓専門店「富士見堂」が手がけた、米菓と餡という異色の組み合わせ。
この「あんこ天米」は、サクサクのおかき(天米)に滑らかなこしあんを挟んだもの。
パッと見は最中にも似たビジュアルですが、れっきとした米菓です。
そんな独創的な和スイーツに対して、ネット上では賛否両論の声が上がっています。
・甘じょっぱさがクセになる!
・最中じゃないの?なんか変…
・口の中が幸せで満たされた
果たして、「あんこ天米」はまずいのでしょうか?
それとも、うまいのでしょうか?
この記事では、実際の評判や口コミ、味わいの特徴を詳しく解説しながら、あんこ天米の“真実”に迫っていきます。
富士見堂とは
出典:https://fujimidou.com/
まず、「あんこ天米」の出自である富士見堂について少し解説しましょう。
富士見堂は、東京都葛飾区に本店を構える老舗米菓メーカー。
素材にこだわり、化学調味料を使わない無添加の米菓を追求しています。
富士見堂の特徴
・職人の手焼きによる製造
・塩や醤油など調味料も厳選
・シンプルながら“上質な味”を提供
また、近年ではパッケージデザインにも力を入れており、ギフト需要にも応えるブランドに進化。
定番の「天米(天ぷら風揚げせんべい)」や「磯部巻」だけでなく、「豆せんべい」や「しそ巻」などバリエーションも豊富です。
そんな伝統と革新を併せ持つ富士見堂が、「あんこ×おかき」という奇抜なアイデアに挑戦したのが、今回の「あんこ天米」なのです。
あんこ天米の構成と味の特徴
見た目・サイズ感
一見すると、モダンな最中のようなビジュアル。
しかし、中身は最中皮ではなく、「天米」というサクサク食感の米菓がベースになっています。
サイズは掌に収まるほどで、上品な和菓子として手土産にも最適です。
味わいの構成
中身(こしあん): 上品でなめらかな甘さ。小豆の風味が際立つ仕上がり。
この塩気と甘さのハーモニーが評価の分かれ目になっており、「甘じょっぱい系」が好きかどうかで印象が変わります。
「まずい」と感じる理由はここにある
甘いのにしょっぱい?味のギャップに戸惑う人も
「まずい」と評価する人の多くは、“味の意外性”に戸惑っている印象があります。
・脳が「スイーツ」と認識しているのに、しょっぱさが来る
・最中を想像していたら、おかきだった…期待と違う!
このように、「思っていたのと違う」という印象がマイナス評価につながっているようです。
食感のアンバランス
「しっとり系のあん」と「ザクッとした天米」のギャップを好まない人も。
・口の中でバラバラになる感じが不快
・食感重視派には、違和感を覚える組み合わせなのかもしれません。
上品すぎる甘さに物足りなさ
濃厚なあんこやこってり系の和菓子が好きな人にとっては、
・パンチがない
・全体的に上品すぎて満足感がない
という声も一部から聞かれます。
「うまい!」派が絶賛するポイント
甘じょっぱい組み合わせが絶妙
・おせんべいの塩味があんこの甘さを引き立てる
・まさに和風スイーツの新境地
・塩気があるからこそ、何個でも食べたくなる
この塩梅のバランスがクセになるという意見が圧倒的です。
和と洋の中間のような味わい
「最中」と「洋風クッキー」の中間のような食べ心地が、一部の人には高評価です。
・紅茶や緑茶、どちらにも合う万能菓子
・甘味処じゃなくてカフェでも出してほしい
伝統和菓子に飽きた人が、逆にハマる味と言えるでしょう。
ギフトや手土産に重宝される上品さ
・上品な甘さで幅広い年代に受け入れられる
・個包装で清潔感がある
「贈り物として安心して使える和菓子」としても高く評価されています。
口コミ
お使いで行った伊勢丹新宿本店で午前10時半には売り切れたお菓子が気になって入手した✨
富士見堂さんの“あんこ天米“
おせんべいのしょっぱさとあんこの甘さがいい感じ。このあんこ好き。 pic.twitter.com/zAioRXEeo8— 睡香 (@suikawhiskers) July 2, 2025
富士見堂さんのあんこ天米
グランデュオ立川1F銘菓コーナーで買ったよ
お米の粒が残るザクザクした塩味のお煎餅2枚の間にあんこが挟んであって甘じょっぱいのが好きな人ならすごく好きな味
こういう粒が残っているお煎餅大好き pic.twitter.com/6vTHLLrSoq— みさき (@misaki_krtd) July 25, 2025
あんこ天米を
いただいて驚きと喜びの舞
むちゃうま!☆ pic.twitter.com/D0uk0NUDZt— はちこ。 (@kusouneko) July 24, 2025
こんばんは🌝
今日も、お疲れさまです✨新宿伊勢丹 新春祭で頂いた、富士見堂の詰め合わせより。
あんこ天米 パリっとするしょっぱいおせんべいに、あんこがこんなにも合うとは✨
色々なおせんべいが食べれるのが、うれしい😋#木漏れ日のお茶会 pic.twitter.com/5pA6eLyx7z
— なみ (@namisugi3225) February 15, 2025
「あんこ天米」
青戸 富士見堂の品。お米の風合いを感じる生地でさらし餡を挟み甘さと塩味のある味わい。
さらし餡からは少し不思議な風味と口当たりを感じて使い方と合わせて普段いただいている餡子と異なりファストスプレッドのような印象。心地よい食感と甘塩っぱさがユニークな品です。 pic.twitter.com/KsJah16qlu
— 和菓子の妖怪 (@wagashi919) May 21, 2025
富士見堂の他の商品との比較:あんこ天米は異端か?革新か?
富士見堂の代表的な商品である「天米」や「豆せんべい」「磯部巻」は、非常に伝統的で「いかにも和の味」です。
その中で「あんこ天米」は、明らかに毛色の違う“挑戦的な商品”。
・見た目のモダンさ
・贅沢感のある価格帯
こうした特徴が、若年層やカフェスイーツ好きに刺さっていると言えます。
一方、昔ながらの「せんべい感」を求める層には違和感を持たれる傾向もあるようです。
あんこ天米をおすすめしたい人/避けたほうがいい人
こんな人にはおすすめ!
・新しい和スイーツを開拓したい人
・上品な手土産を探している人
・コーヒーや紅茶にも合う和菓子を探している人
こんな人には合わないかも…
・伝統的な和菓子以外は認めない人
・パリッとしたせんべいにあんこは邪道と思ってしまう人
まとめ
「あんこ天米 まずい」と感じる人が一定数いるのは事実です。
しかし、その理由は
・甘じょっぱさに対する好み
・食感のバランス
といった、主観的な要因が多いと分かりました。
一方で、「うまい!」と感じる人は、
・米菓と餡の意外なマリアージュ
・手土産にも最適なデザインと上品さ
などを高く評価しています。
結論として、あんこ天米は「万人向けの味」ではないけれど、ツボにハマる人には極上の和スイーツです。
和菓子の新しい可能性を感じたい方や、ちょっとした話題性のあるお土産を探している方には、一度は食べてみる価値のある逸品だと言えるでしょう。
あなた自身の舌で、“うまい”のか“まずい”のか――ぜひ確かめてみてください。