京ばあむはまずい？美味しい？評判や口コミも解説

2025年9月9日

京都土産として高い知名度を誇る「京ばあむ」は、和と洋を融合させたユニークなバウムクーヘンです。
抹茶や豆乳を使用した上品な味わいと、美しい層が重なった見た目は、観光客のみならず地元の人からも人気を集めています。

しかし、その一方で

といった否定的な意見も少なくありません。
SNSや口コミでは「まずい派」と「うまい派」がはっきりと分かれるのも特徴です。

本記事では、京ばあむが「まずい」と言われる理由、「うまい」と評価されるポイント、さらにおすすめの楽しみ方まで詳しく解説していきます。

京ばあむとは

出典：https://kyobaum.com/

京ばあむは、京都の名産である宇治抹茶と、国産豆乳を使用したバウムクーヘンです。
鮮やかな緑と生成りの層が美しく重なり合い、見た目からも上品さと高級感が漂います。

京都土産の定番として人気を博しており、京都駅や観光名所付近の土産物店、オンラインショップなどで広く販売されています。

その特徴は、和素材と洋菓子の調和にあります。
抹茶のほろ苦さと豆乳のまろやかさを組み合わせ、従来のバウムクーヘンとは一線を画す味わいを目指しています。

一方で、期待値が高い商品であるがゆえに

と感じる人もおり、賛否両論が生じやすいのも事実です。

まずい理由

抹茶の風味が弱いと感じる

京ばあむの最大の特徴は「宇治抹茶」を使っていることですが、実際に食べた人の中には「抹茶の存在感が薄い」と感じる声が少なくありません。

抹茶スイーツといえば、濃厚な苦味や奥深い香りを期待する人が多いものです。
ところが京ばあむは観光客や子ども、甘いものが苦手な人など幅広い層に受け入れられるよう、抹茶の渋みを控えめにしてあります。

その結果、「抹茶がほんのり香る程度で物足りない」と不満を持つ人が出やすいのです。

また、抹茶そのものの品質や鮮度も味に影響します。
高級茶葉を使った和菓子や抹茶スイーツに慣れている人にとっては、

といった印象を持ちやすい傾向があります。
抹茶が売りであるからこそ、期待値とのギャップが生まれ、「まずい」という評価につながってしまうのです。

甘さが強すぎる

京ばあむは洋菓子であるバウムクーヘンをベースにしているため、和菓子のように控えめな甘さではなく、しっかりとした砂糖の甘さを感じます。
この甘さが抹茶のほろ苦さとバランスを取る設計なのですが、甘さに敏感な人や普段から和菓子を好む人にとっては「甘すぎてくどい」と感じやすいのです。

さらに、層ごとに甘さが均一であるため、食べ進めるうちに口の中に砂糖の甘味が広がり、

といった感想を持つ人もいます。
特に京都のお土産として購入する人の中には、「京都らしい上品な甘さ」を期待するケースが多いため、思っていたよりもストレートな甘さに驚き、評価を下げてしまうことがあるのです。

食感がパサついている

バウムクーヘンは層を重ねて焼き上げるため、本来なら「しっとり」「ふんわり」とした食感が楽しめるはずです。
ところが京ばあむでは「思ったよりも水分が少なく、パサつきを感じる」という声も少なくありません。

その理由の一つは、長期保存を前提とした製法にあります。
お土産用の商品はある程度日持ちさせる必要があるため、しっとりさを維持するための油分や水分が通常より少なめに抑えられています。

その結果、開封してすぐに食べても

と感じられるのです。

また、保存状態や季節によっても食感は変化します。
湿気が高い夏にはベタつきがちになり、冬には乾燥してパサつきやすい傾向があります。

食べたタイミングによって印象が大きく変わるため、運悪く状態の悪いものを食べた人からは「まずい」という評価につながりやすいのです。

値段に対して満足感が低い

京ばあむは1,500円〜2,000円前後と、お土産菓子としてはやや高めの価格帯に位置しています。
見た目やブランド性を考えれば妥当ですが、「味だけを考えると割高」と感じる人も少なくありません。

例えば同じ価格帯で購入できる有名洋菓子店のバウムクーヘンや、専門店の抹茶スイーツと比較すると、

と思われやすいのです。
観光地という付加価値を差し引いた場合、純粋な味わいで勝負するのは難しく、結果的に「コスパが悪い」と感じられてしまいます。

本格派スイーツ好きには物足りない

抹茶スイーツやバウムクーヘンに強いこだわりを持つ人にとって、京ばあむは「中途半端」と映ることがあります。
抹茶スイーツ専門店で味わえるような濃厚な抹茶の香りや苦み、あるいは洋菓子店のバウムクーヘンに見られるバターのリッチさやしっとり感と比較すると、「どちらも中途半端で物足りない」と思われるのです。

また、京ばあむは「万人受け」を狙った味付けであるため、尖った個性がありません。
結果として「どこにでもある抹茶風味のお菓子」「わざわざ京都で買う理由がない」と感じられる場合があります。

本格派のスイーツファンやグルメな層からは、この“没個性”がマイナス評価につながりやすいのです。

日持ちや保存状態で風味が落ちる

京ばあむは観光土産としての需要が大きいため、ある程度日持ちがするように作られています。
しかしその分、防腐処理や乾燥による影響で「風味が落ちやすい」という欠点があります。

購入してすぐに食べると美味しいと感じても、数日後に食べると

といった不満が出ることがあります。
特に開封後は急速に劣化しやすく、しっとり感が失われ、パサパサとした印象を与えてしまいます。

旅行中に買ったものを帰宅して数日後に食べるケースも多いため、この風味の落差は「思ったほど美味しくなかった」と感じさせる大きな要因になります。
お土産菓子としては仕方のない部分ですが、これも「まずい」という声を生みやすいのです。

うまい理由

抹茶と豆乳の絶妙な調和

京ばあむの最大の特徴は、宇治抹茶と国産豆乳を使った和洋折衷の味わいにあります。
抹茶のほろ苦さが甘さを引き締め、豆乳のまろやかなコクが全体を包み込むことで、独特の上品なバランスが生まれています。

抹茶が苦手な人でも食べやすいほど苦味を抑えているため、「普段抹茶スイーツを食べないけれど、京ばあむは美味しい」と感じる人もいます。
逆に抹茶好きにとっては「甘さと抹茶のバランスがちょうど良い」と評価されることもあり、幅広い層から支持されているのです。

特に京都らしい和素材を活かしつつ、洋菓子として成立している点が「ここでしか食べられない味」という特別感を演出しています。

美しい層のデザインと高級感

京ばあむは、緑と生成りが交互に重なった層が非常に美しく、見た目のインパクトも強いお菓子です。
ホールタイプを切り分けたときの断面の美しさはまさに芸術品のようで、贈り物やお土産として大変喜ばれます。

といった感想も多く、SNS映えする商品として若い世代にも人気です。

さらに、パッケージデザインも京都らしい上品さを意識して作られており、特別感を演出する要素になっています。
味だけでなく視覚的な満足度も高いため、「見た目だけでも買う価値がある」と感じる人も少なくありません。

幅広い世代に受け入れられる味

京ばあむは、強すぎない抹茶の苦味と優しい甘さが特徴であり、子どもから高齢者まで食べやすい設計になっています。

といった口コミもあり、幅広い世代に対応できる柔軟さは大きな強みです。
通常、抹茶スイーツは大人向けで子どもには敬遠されがちですが、京ばあむは甘みと苦味のバランスが絶妙なため「家族みんなで楽しめるスイーツ」として高い評価を得ています。

また、口当たりが軽いため一度にたくさん食べても重くならず、「何切れでも食べられる」と感じる人もいます。
この“飽きにくさ”は、家庭でのおやつやお茶菓子として重宝される理由の一つです。

京都らしさを感じられる体験価値

京ばあむは単なるスイーツではなく、

という体験価値が付随しています。
観光客にとっては「京都ならではのお菓子」として特別感があり、味わいそのもの以上に「旅行の思い出」としての意味を持つのです。

京都には数多くの抹茶スイーツがありますが、京ばあむはその中でも知名度が高く、定番土産のひとつとして地位を確立しています。
そのため

という満足感が大きく、「うまい」と感じる評価につながるのです。
ブランド力と土地のイメージが一体となって、食べる人の心理的な満足度を高めているといえます。

保存性と配りやすさの利便性

京ばあむは長期保存が可能で、個包装タイプも販売されているため、配りやすい点も高く評価されています。

といった実用面でのメリットも大きいのです。
また、バウムクーヘンという洋菓子ベースのため、コーヒーや紅茶、日本茶とも相性が良く、シーンを選ばずに楽しめるのも強みです。

この“使い勝手の良さ”がリピーターを増やしており、「旅行土産に迷ったら京ばあむ」という安定感を築いています。
「味の評価は普通でも、便利だから結局選んでしまう」という声もあり、実用性が「うまい理由」として裏付けられているのです。

お茶や飲み物との相性の良さ

京ばあむは単体で食べると「甘さが強い」と感じる人もいますが、日本茶やコーヒー、牛乳などと一緒に味わうと、その甘さがちょうど良いバランスになります。
抹茶やほうじ茶など、渋みのある飲み物と合わせると甘さが引き締まり、より一層美味しく感じられるのです。

また、冷蔵庫で少し冷やして食べたり、電子レンジで温めてふんわり感を出したりと、工夫することで味わいの幅が広がります。
「アレンジ次第で化けるスイーツ」という評価もあり、食べ方の多様性が美味しさを補強しているのです。

飲み物や食べ方によって印象が変わるため、シーンや季節に合わせて楽しめるのも京ばあむの魅力といえるでしょう。

口コミ

まずい・美味しくないと言う口コミ

やばい、初めて京ばあむ買って食べてるんだけどこれめっちゃ美味しくない！？ pic.twitter.com/u5Mr2KAd1O

— 純米吟醸愛してる (@fatfat1201) August 17, 2016

そういえば遠足でみんな京ばあむ京ばあむって言って買ってたけど、あれべつにそんなに美味しくないからな(⌒▽⌒)

— 超高校生級のもこたん (@mokotaaaan) April 30, 2012

@Archibras おお～京都楽しんでってね～(*^_^*)　お土産に京ばあむは買っちゃダメよ、美味しくないからw

— 天まる (@kotenmaru) June 9, 2013

うまい・美味しいと言う口コミ

京ばあむうまい pic.twitter.com/bpTyglspwD

— セイヤ (@sax_blue_gt) March 24, 2018

京ばあむ、うまいね😋#お土産 #京都土産 pic.twitter.com/MTQ825CPj9

— こうたろう (@osugi02) March 25, 2020

京ばあむうまい。 pic.twitter.com/HFaCkVeuY9

— 布川卓人 (@takutojssgmail1) November 17, 2015

もらった京ばあむがうまい pic.twitter.com/z7xnEuypGv

— そいやっさー (@soy83_ukk) September 8, 2018

京ばあむうまい pic.twitter.com/KEMt6y7Mym

— そのぎ(たろしゅ) (@snganmt) September 20, 2024

おすすめメニュー

京ばあむ（ホールタイプ）

定番のホールタイプは、見た目の美しさとインパクトから贈り物に最適です。
家族や友人と切り分けて楽しむことができ、京都旅行の思い出をシェアできます。

京ばあむカットタイプ

食べやすいサイズにカットされたタイプは、自分用のおやつや職場への差し入れに便利です。
個包装されているため衛生的で、少しずつ楽しめるのが魅力です。

京ばあむアイスサンド

バウムクーヘンにアイスを挟んだ限定メニュー。
夏場に特に人気で、抹茶の香りと冷たいアイスの組み合わせが新鮮な味わいを提供します。

季節限定フレーバー

春には桜、秋には栗やさつまいもといった期間限定フレーバーが登場します。
定番の京ばあむとは異なる味を楽しめるため、リピーターにも人気があります。

京ばあむラングドシャ

京ばあむの風味を活かした焼き菓子タイプ。
軽い食感で、手軽に楽しめるほか、職場や学校への配布用にも便利です。

まとめ

京ばあむは

といった理由から「まずい」と評価する人もいます。
しかしその一方で、

と高く評価する声も根強く存在します。
結論として、京ばあむは

を求める人には物足りなく感じられるかもしれません。
しかし

としては非常に優秀です。
用途や食べるシーンに応じて評価が変わるため、自分のニーズに合わせて選ぶことが重要でしょう。