ラ・メゾン・アンソレイユターブルはまずい?美味しい?評判も解説

ショーケースいっぱいに並ぶフルーツタルト。
見た目の華やかさと季節感で人気の「ラ・メゾン・アンソレイユターブル」ですが、SNSや口コミには
・生地がしんなり
・値段のわりに満足感が…
といった“まずい派”の声もちらほら。
実際、このブランドは
・クリーム
・タルト(またはパイ)
という設計なので、刺さる人には最高、合わない人には重く感じることがあります。
ここではまずい/うまいの理由を整理し、最後にハズしにくいおすすめメニューも紹介します。
ラ・メゾン・アンソレイユターブルとは
出典:https://www.la-maison.jp/
「ラ・メゾン・アンソレイユターブル」は、南仏の家庭菓子を思わせる世界観で、季節のフルーツを主役にしたタルトを中心に展開するカフェ&パティスリー。
店内利用はもちろん、ホール/カットのテイクアウトやギフト需要も強く、週末はショーケースの前で悩むお客さんが絶えません。
定番の苺・ベリー・ショコラ系に加え、マンゴー/ピーチ/シャインマスカットなど旬の果物を使った限定タルトが入れ替わり、秋冬はモンブランや焼き込みタイプも登場。
甘さはややリッチ寄りですが、果物の酸味や香りでバランスを取るのが大きな特徴です。
まずい理由
甘さとボリュームが“重い”と感じる
主役がフルーツとはいえ、生クリームやカスタード、グラサージュ、チョコの層が重なると一体の甘さがぐっと押し寄せます。
1カットの背が高く、果物も多いぶん“ご褒美量”になりがちで、軽い甘味を求める人には「くどい」「途中で飽きる」という評価になりやすいところ。
特にランチ後のデザートとして食べると、体感の重さが増して“まずい”に転びやすいです。
タルト(パイ)生地の水分回りで印象が落ちる
持ち帰り時間やショーケースの環境次第で、底生地が湿気ることがあります。
フルーツ由来の水分が染みて“サクッ”より“しんなり”が勝つと、期待していた香ばしさが不足し
・パイの層が活きていない
と感じやすいです。
逆に焼きが強すぎるロットに当たると“固い”“口中の水分を持っていかれる”に。
生地コンディションのブレが、満足度を左右する典型例です。
フルーツの“当たり外れ”が目立つ
旬を打ち出すブランドゆえ、果物の個体差がそのまま体験の差になります。
・メロンの香りが弱い
・桃が水っぽい
といった“当たり外れ”は一定の確率で起こり、「見た目は最高なのに味がぼやけた」と不満に直結。
果物が主役ゆえ、素材がピークでない日に当たると
・想像よりまずい
と感じる人が出ます。
値段に対する満足度のズレ
百貨店・駅ビル価格帯で、1カットの単価はやや高め。
可愛い箱やトッピングの手間、フルーツの原価を考えれば妥当でも、基準が“庶民派ケーキ屋の価格”だと割高に見えます。
さらに「写真映え」を期待して買うと、実際の食べ心地が追いつかず「値段に対して満足感が足りない=まずい」に。
“量か、香味体験か”どちらを重視するかで評価が割れがちです。
提供タイミングと持ち帰り動線の難しさ
タルトは温度と時間管理で味が変わります。
・持ち帰りで電車に揺られた
・冷蔵庫で長く冷やしすぎた
こうした“小さな誤差”がクリームの口どけや果物の香りを鈍らせます。
家で箱から出した時点で“ショーケースのきらめき”が再現できず、「店で見たほどおいしくない」というギャップが“まずい”の温床に。
期待値バイアス(映え>味の順番になりがち)
SNSの写真で期待が上がり切った状態で食べると、派手な見た目の割に味は上品。
というブランドの持ち味が“薄い”と誤解されることも。
逆に甘さが得意でない人は“可愛い=軽い”と想像してしまい、実際はリッチ寄りでギャップが生じます。
視覚先行の期待が、味の評価を歪めやすいのがこの手のブランドの難しさです。
うまい理由
フルーツ主役の“香りと瑞々しさ”
ラ・メゾン・アンソレイユターブル最大の魅力は、やはりフルーツそのものの存在感。
ショーケースに並ぶカットタルトはどれも色鮮やかで、苺なら甘酸っぱい香りが、オレンジやグレープフルーツなら爽やかな柑橘のアロマが、マンゴーなら濃厚なトロピカル感が立ち上ります。
果物が主役なので、一口目からしっかり「果実を食べている満足感」が得られるのが特徴。
完熟に近い果実に当たれば、クリームやカスタードを超える自然な甘さが引き立ち、食べ終わるまで飽きません。
さらに、果実由来の酸味がリッチなクリームの重さを引き締める役割を果たすため、ボリュームのある一切れでも最後まで軽やかに感じる瞬間があります。
層構成が巧み(サク・なめらか・ジューシーの三拍子)
一つのタルトの中に
・ふわっとしたスポンジ
・濃厚でなめらかなカスタード
・ジューシーな果物
という複数のレイヤーが組み込まれています。
これにより、口の中で噛むたびに違う食感や風味が現れ、最後まで単調にならない。
焼き込みタイプではナッツの香ばしさやバターのコクが前に出て、「焼き菓子好き」にもうれしい設計になっています。
フレッシュ系では乳製品と果実が融合して「ショートケーキの進化版」のような満足感を生み出し、食感と香味のコントラストが楽しくて“もっと食べたい”と思わせる力があります。
季節限定のワクワクがご褒美
季節ごとにラインナップが大胆に入れ替わるのもファンを惹きつけるポイントです。
・夏は桃やマンゴー
・秋はシャインマスカットや洋梨
・冬は柿やいちじく
と、旬の果物が贅沢に使われます。
そのたびにカスタードの配合やクリームの種類も変わり、同じタルトでも全く違う印象を与えてくれるのです。
常連客の中には「毎月の新作をチェックするのが楽しみ」という人も多く、“今しか食べられない”という付加価値が満足度を底上げします。
次はどんな果物で驚かせてくれるのか、という期待感自体が食体験の一部になっているのです。
見た目の幸福感とギフト適性
ショーケースに並んだ瞬間から「美しい」と感じるビジュアルは、食べる前から幸福感を高めてくれます。
特にホールサイズのフルーツタルトは、宝石をちりばめたような華やかさで、誕生日や記念日のケーキとしての存在感が圧倒的。
テーブルに出した瞬間に歓声が上がるような見た目は、食べる前の期待値を高め、実際に口にした時の美味しさをさらに印象的にします。
さらに、箱を開けた時の色彩やフルーツの香りも含めて「五感で楽しめるスイーツ」。
贈り物としても“ハズレがない”と言われる所以は、味だけでなく視覚・香りの演出力にあります。
選びやすさと接客の安心感
メニューが多彩でも、ショーケースには分かりやすいPOPや説明が添えられており、
・酸味しっかり
・濃厚タイプ
などの目安で選びやすいのが魅力です。
店員さんに
・チョコ系でおすすめは?
と聞けば、即座におすすめを提案してくれるケースも多く、初心者でも失敗しにくいのがうれしいポイント。
・果物好き
・軽め希望
それぞれの嗜好に寄り添った案内が受けられるため、初めて訪れても安心して注文できるのです。
飲み物や食べ合わせで“化ける”スイーツ
フルーツタルトの甘みやボリュームは、人によって「重い」と思われがちですが、紅茶やコーヒーとの組み合わせで印象が大きく変わります。
特に渋みのあるアッサムやアールグレイの紅茶は、果物の甘さを引き締め、タルトを最後まで爽やかに楽しめるペアリング。
コーヒーなら深煎りが相性抜群で、苦味と香ばしさがカスタードやナッツのコクを引き立てます。
さらに、生ハムやチーズなど塩気のある軽食と組み合わせれば甘さの濃度が中和され、タルトの“フルーツ感”が際立ちます。
食べ合わせ次第で何度でも新鮮な発見があるのも、この店のタルトを「うまい」と思わせる大きな理由です。
口コミ
まずい・低評価な口コミ
ラメゾン!まずい!苺タルトがまずいってどういうと(#^ω^) pic.twitter.com/IHJICd6uJe
— めり (@bukiyojapan) February 27, 2016
ラメゾンまずいのに調子のってんな
— なめろうちゃん (@namerou_mgmg) December 24, 2018
ラメゾンはこっちに移ったんだね。
まずいのにパルコといいよく残ってるよな
謎すぎる
母体がでかいのかな
クリスピーは治一郎により半分になってるね— うさはる (@usaharumax) October 12, 2021
ラメゾンてタルトクッソまずいのになんであんな並んでるのか問題。ほんとまずい。正直に云う。不味い。
— 桜吹雪♀@自称:Creator (@saculafubuki) March 10, 2016
うまい・高評価な口コミ
ラメゾンうまいんじゃ pic.twitter.com/2r7MeYAdfi
— yuki (@nobu_bad1024) March 26, 2019
ラメゾンのタルト、フルーツとクリームと生地のバランスがうまいから好き pic.twitter.com/RfsdmtweU0
— えじま (@ejima1214) December 15, 2020
ラメゾンのあまおうのタルトうまい
— 中野かな (@fika_xxx) March 12, 2019
ラメゾンのケーキってマジでうまいな、とぶわ pic.twitter.com/RtgjJiCnGi
— orangeeena (@orangeeena3) December 14, 2022
久しぶりにラメゾンのケーキーうまいー pic.twitter.com/gymnmGbTDm
— 嘉神@D垢 (@Foulfellow_Be4) August 31, 2021
おすすめメニュー
季節のフルーツタルト
迷ったらコレ。
旬の果物をどっさりのせた王道タルトです。
酸味のある果物=軽快/完熟系=リッチと覚えておけばハズしにくい。
テイクアウトなら30~60分で食べる前提で選ぶと、生地のサク感が残りやすいです。
いちごのタルト(酸味×香りのバランス)
通年でファンが多い安定株。
苺の酸味がカスタードと合流して、甘すぎが苦手な人でも食べやすいレンジに収まります。
生クリーム増量のロットに当たったら、コーヒーより渋めの紅茶が相性良し。
焼き込み系(洋梨/アップル/ナッツ)
オーブンでフィリングごと火を入れるタイプは、香ばしさとバターのコクが魅力。
湿気リスクも低く、持ち帰り向き。
温め直してからバニラアイスをちょいのせで“デセール風”に格上げできます。
モンブラン(秋冬のご褒美)
濃厚なマロンペーストに、軽いクリームとサクサク土台。
濃密×軽さのコントラストがはっきりしていて、コーヒー党にも紅茶党にも寄り添う万能選手。
甘党なら一番満足度が高い一品です。
まとめ
“まずい”と言われがちな理由は、
・生地のコンディションのブレ
・果物の当たり外れ
・価格に対する期待値のズレ
に集約されます。
一方で、
・季節感
・層構成の巧みさ
・映える喜び
はこのブランドの確かな強み。
初めてなら季節タルト or 苺から入り、渋めの紅茶や深煎りコーヒーを合わせ、持ち帰り時間は短めに。
焼き込み系はコンディションが安定しやすく、テイクアウトの“勝ち筋”。
自分の甘味耐性とシーンに合わせて選べば、「まずい」どころか“今日は当たりだ”と思える一箱に出会えます。