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お米「ミルキークイーン」はまずい?うまい?評判や口コミも解説

ミルキークイーンアイキャッチ画像

「ミルキークイーン」という名前を聞いたことがある方も多いでしょう。
これは、農研機構(旧・農業技術研究機構)が開発した、コシヒカリ系統のお米であり、1990年代から市場に登場しはじめた比較的新しい品種です。

ミルキークイーンの最大の特徴は、粘りが非常に強く、もちもちとした食感が楽しめるという点です。
冷めても硬くなりにくく、弁当やおにぎりに使うととても美味しいことから、主婦層や飲食店にも支持されています。

しかし、その一方で「ミルキークイーンはまずい」という声も存在しています。粘りが強すぎて重たい、料理と合わない、独特の風味が好みでない——など、人によって評価がはっきり分かれるのも、このお米の特徴です。

本記事では、なぜ一部で「ミルキークイーンはまずい」と言われるのか。
その理由を深掘りしつつ、実際には高評価を得ている側面や、適した使い方なども交えて解説していきます。

主観的な「まずい」という感覚が生まれる背景には、どんな誤解やミスマッチがあるのでしょうか?

「ミルキークイーンはまずい」と言われる主な5つの理由

ミルキークイーン画像引用

出典:https://www.zpr.co.jp/

ミルキークイーンに対する否定的な評価は、単なる味の好みの違いだけではなく、

・食感
・調理法
・期待値とのズレ

など、複合的な要因が関係しています。
ここでは、特に多く見られる5つのポイントに絞ってご紹介します。

粘り気が強すぎて重く感じる

ミルキークイーンの特徴でもある“強い粘り気”は、ある意味で諸刃の剣です。
もち米に近いほどの粘りを持っているため、コシヒカリやササニシキのようなあっさり系の食感に慣れている人からは、

・ベタついていて重たい
・口の中でまとわりつく

といった感想が出ることがあります。
特に、ふんわり軽めのご飯を好む人や、サラサラと食べたい夏場などには「食べづらい」と感じられることも。

和食以外の料理と合わないことがある

粘り気が強く、味もやや甘みを感じるミルキークイーンは、出汁や煮物などの“和食系”には非常によく合います。
しかし、

・チャーハン
・パエリア
・リゾット

などの“炒めご飯系”や“洋風米料理”には不向きとされています。

実際、「ミルキークイーンでチャーハンを作ったら、ベチャベチャして失敗した」といった声も少なくありません。
料理との相性を考慮せずに使うと、「まずい」と感じる原因になってしまいます。

炊き方によって仕上がりが大きく左右される

ミルキークイーンは、通常のお米よりもアミロース含有量が少ないため、水分を吸いやすく、炊き方によってはべちゃっとした仕上がりになります。
通常の白米と同じ水加減・浸水時間で炊くと、粘りが強調されすぎて「やりすぎ」に。

そのため、炊飯器の設定を

・少し水を減らす
・炊き上がりの蒸らしを工夫する

などの対応をしないと、想像と違う食感になってしまい、

・なんだか失敗した
・まずい

と感じる人が続出するのです。

独特の甘みが「クセ」と感じられることも

ミルキークイーンにはほのかな甘みがあり、それが「美味しい」と感じられる一方、「ご飯に甘みは要らない」という意見も少なくありません。
特に、塩味の効いたおかずと一緒に食べると、この甘さが目立ち、違和感を覚える人も。

こうした嗜好の違いが、

・なんか変な味がする
・クセがある

といった感想につながっている可能性があります。

値段の割に「特別感がない」と感じる人も

ミルキークイーンは高品質なブランド米として販売されていることが多く、価格も一般的な白米より高めに設定されている場合がほとんどです。
しかし、その分だけ味や使用感に期待がかかるため、

・値段のわりに普通だった
・コシヒカリと変わらない

と感じると、残念な印象が残ってしまうことも。
つまり、「まずい」というよりは、

・期待外れ
・過大評価されている

といったニュアンスのネガティブな評価になってしまいがちです。

それでも「ミルキークイーンがうまい」と絶賛する人たちの声

うまいご飯イラスト

否定的な意見がある一方で、

・ミルキークイーンこそ最高
・これしか食べられない

という声も根強く存在します。
とくに一定層の間では、リピート購入が続く“固定ファン”が非常に多いのも特徴です。

ここでは、「まずい」と言われる理由とは対照的に、ミルキークイーンを高く評価する人たちが口をそろえる5つの“うまい”理由を紹介します。

もっちり食感がクセになる

ミルキークイーン最大の特徴である“強い粘り”と“もっちりとした食感”は、一般的なうるち米とは一線を画すものです。
まるでおこわやもち米のようなもちもち感があり、それが「ほかのお米には戻れない」と感じさせるほどの中毒性を持っています。

・ミルキークイーンのもちもち感を味わってから、他のお米がパサパサに感じるようになった
・冷めてももちもちしていて、おにぎりが本当においしい

といった絶賛の声が並びます。
とくに、しっかりとした噛みごたえを求める人にとっては、この粘りと食感が「最もうまいごはん」と感じられるのです。

冷めても硬くならない=お弁当やおにぎりに最適

ミルキークイーンは時間が経っても風味と柔らかさが保たれるため、冷めたご飯でも美味しさが持続するという大きなメリットがあります。
これは、忙しい主婦や学生、仕事でお弁当を持参する人にとっては非常に大きな利点。

・冷えた状態でも美味しいおにぎりが作れる
・保温ジャーに入れて数時間たっても、硬くならずしっとりしている

といった声は、日常の中で“違いがわかる”瞬間として、利用者に強く支持されています。

味が濃く、少量でも満足感がある

ミルキークイーンは、通常の白米よりも「味が濃い」と感じる人が多く、それが高評価につながることもあります。
水分や粘りが多いため、粒自体の存在感が強く、しっかりと噛んで味わうことができるのです。

そのため、

・同じ量を食べても満足感が高い
・ご飯が主役になる

と感じる方も少なくありません。
特に、ダイエット中や食事量を調整している人からは

・満腹感が得られる
・噛みごたえがあるので自然と食べる量が減る

といった好意的な意見も見られます。

玄米や分づき米でもおいしい

ミルキークイーンは、精米していない玄米や5分づき・7分づきといった精白度が低い状態でも、もっちりとした食感が失われにくいことでも評価されています。
これは、健康志向の人々にとって大きな利点です。

「玄米=ボソボソして美味しくない」という固定観念を覆してくれる存在として、ミルキークイーンの玄米は注目されています。
実際、「白米のように食べやすい玄米」として、栄養価を重視する人々からも高評価です。

炊き方を極めると、他の米では物足りなくなる

ミルキークイーンは「炊き方によって大きく味が変わる」米でもあります。
が、裏を返せば“自分好みの炊き方”を見つけることで、他のお米では再現できない美味しさを得られるということ。

たとえば、やや水を少なめにして炊くとほどよい粘りになり、鍋炊きや土鍋で炊くと甘みがより引き立ちます。
玄米モードを使った炊飯でもふっくら仕上がるため、玄米食が習慣になっている人にとってもありがたい存在です。

・炊き加減を調整するのが楽しい
・食べるたびに美味しさを更新している感じがする

と、調理そのものを楽しんでいる人も多く見受けられます。

口コミ

口コミイラスト

まずい・美味しくないと言う口コミ

うまい・美味しいと言う口コミ

料理別・ミルキークイーンが向いている&向かないメニュー

提案イラスト

この章では、ミルキークイーンに向いている料理と、あまり向いていない(工夫が必要な)料理を簡単に紹介します。

メニュー 向き・不向き 理由
おにぎり ◎ 非常に向いている 冷めても食感と味が保たれる
炊き込みご飯 ◎ 非常に向いている 旨味を吸収しやすい粘り
和定食 ○ 向いている 甘みと粘りが味のまとめ役
チャーハン・ピラフ △ 不向き パラパラに仕上げづらい
リゾット・パエリア △ 不向き アルデンテ向きではない

まとめ

「お米のミルキークイーンはまずい」といった声があるのは事実です。
しかし、その多くは“この品種ならではの個性”が自分の味覚や用途に合わなかった結果に過ぎません。

つまり、「ミルキークイーンが悪い」のではなく、「その人の食の好みに合わなかった」だけなのです。

本記事を通じて見えてきたのは、ミルキークイーンには次のような明確な特徴があるということです。

・強い粘りともちもちした食感
・甘みが豊かで冷めても美味しい
・炊き方によって味が大きく変化する繊細さ
・おにぎり・お弁当・玄米食などに向いている
・合わない料理や好みもはっきり分かれる

このような特徴は、裏を返せば「自分に合えば抜群においしい」ということを意味します。
特に、もちもち感が好きな方や、冷めても美味しいご飯を求める方には、他のどの品種よりもマッチする可能性が高いです。

一方で、

・さらっとした軽めのご飯が好み
・おかずの邪魔をしないシンプルな米がいい

という方には、やや重たく感じられるかもしれません。

しかし、炊き方ひとつで評価が180度変わるという点も、ミルキークイーンの大きな魅力です。
水加減を工夫し、自分好みの炊き方を探っていくことで、このお米の真価を発見する楽しさも味わえるでしょう。

つまり、ミルキークイーンは“万人受けする米”ではなく、“選ばれし人の米”ともいえる存在。

最初は戸惑うかもしれませんが、向き合い方ひとつでその評価は「まずい」から「極上」に変わります。
自分に合うかどうか、ぜひ一度、丁寧に炊いて味わってみてください。

もしかすると、あなたの「一生もののお米」になるかもしれません。

米類

Posted by mazui