にじのきらめきはまずい?うまい?評判や口コミも解説

農産物の中でも注目度が高まりつつあるブランド米「にじのきらめき」。
各県が誇るこの新しい品種は、名前の美しさとは裏腹に「まずい」との声が聞かれることも。
はたして本当にまずいのか?
それとも誤解なのか?
本記事では、「にじのきらめき」にまつわる賛否を詳細に分析し、口コミや味の特徴から人気の秘密、そして「まずい」と言われてしまう背景にまで迫ります。
「にじのきらめき」とは
「にじのきらめき」は、新しいブランド米。
正式には2022年から本格流通が始まった比較的新しい品種です。
コシヒカリやヒノヒカリとは違い、見た目の白さ・つや・粒の大きさに特徴があり、炊きあがりの美しさがまるで“虹”のようだということから「にじのきらめき」と名付けられました。
その名にふさわしく、炊飯時に立ち上がる香りや、炊きたてのふっくらとした見た目、そして冷めても美味しいという点が魅力の一つ。
しかし、この品種が一部では「まずい」と言われる原因とは、一体どこにあるのでしょうか。
「まずい」と言われる理由とは
粘り気が少ないと感じる人も
「にじのきらめき」は、コシヒカリやゆめぴりかなどに比べると、粘り気がやや控えめな傾向があります。
そのため、もちもち系の食感を好む人には
・やや固い
といった印象を与えることがあります。
この“粘りの弱さ”は、さらっとした食感を好む人にはむしろ評価されるポイントですが、もち米に近い食感を期待する人には不満材料となることもあります。
香りにクセがあるという声も
「にじのきらめき」は、炊きたて時にやや甘い香りが立ちます。
この香りを「芳醇」ととらえる人もいれば、
・くせがある
と感じる人もいます。
特に、お米に香りをあまり求めない人にはマイナスに映ることもあるようです。
価格が高めでコスパが悪いという指摘
ブランド米ゆえに価格帯が高めで、一般の米と比較して「値段の割に期待外れだった」と感じる購入者もいます。
この価格に対する期待値の高さが、「まずい」と評価される背景になっていることも否めません。
水加減が難しいという声も
「にじのきらめき」は、他の品種に比べて炊飯時の水加減にややコツがいると言われています。
水を多くするとべちゃべちゃに、水を少なめにすると硬すぎる、と炊き加減に敏感な点も「扱いづらい=まずい」とされる原因の一つ。
ネット上の「まずい」口コミから見える傾向
SNSやレビューサイトなどでは、以下のような口コミが見られます。
・炊き方の問題かもしれないけど、なんだかパサパサしていた
・コシヒカリの方が粘りがあっておいしいと感じた
・冷めた時に少し臭みを感じた
これらの声を総合すると、「にじのきらめき」が持つ繊細な個性が、逆に“万人受け”しにくい部分となっていることが分かります。
それでも選ばれている理由とは
「まずい」という評価がある一方で、「にじのきらめき」は着実にファンを増やしているのも事実です。
その理由を詳しく見ていきましょう。
美味しさの秘密は「バランスの良さ」
「にじのきらめき」が美味しいと評判の理由の一つは、粘り・甘み・弾力・香りのバランスが非常に優れている点です。
粘り:過剰すぎない粘りで、もっちりとしながらも軽やかな食感。
弾力:噛んだ瞬間にぷちっと粒感が弾けるような歯ごたえ。
香り:上品で控えめな米の香りが口にふわっと広がる。
このバランスが絶妙で、和食・洋食・中華など、どんなおかずにも合うのが特徴です。
炊きあがりの美しさとツヤが圧倒的
「にじのきらめき」の魅力を語るうえで外せないのが、炊きあがりの美しさ。
炊飯器を開けた瞬間に立ちのぼる湯気と共に、粒立ちの良い、光沢のある白米が目に飛び込んできます。
この輝きは、品種開発時から見た目の美しさにも注目して改良された成果。
見た目も美味しさの一部とされる現代の消費者ニーズに合致しています。
「冷めても美味しい」からお弁当にも最適
「にじのきらめき」は冷めても硬くならず、美味しさが長持ちするのも人気の理由。
炊きたてのふっくら感が、冷めても維持されるため、おにぎりやお弁当用にも大変重宝されています。
・冷めた状態でも甘みと弾力が感じられる
・お弁当箱に入れても見栄えが良く、ふっくら感が続く
このように「朝炊いて、昼に食べても美味しい」利便性の高さが、家庭だけでなく業務用でも重宝される理由です。
生産者のこだわりが味に現れている
「にじのきらめき」は、福岡県内の指定農家が厳格な基準のもとで栽培しています。
・土壌の管理
・収穫後の乾燥方法
など、すべての工程で高品質を維持する努力が行われています。
また、
・温暖な気候
も、米の成長に適しており、自然の恩恵も品質向上に貢献しています。
口コミ
にじのきらめき🌈は収量が多くて人気の品種だけど、作る圃場によって味に振れ幅が大きすぎると思う…
すっごいうまい!
すっごいまずい…の両極端で、正直買うのが怖い。
来年、うちも作ることにしたんだけど、どんな味になるかすごく楽しみです。
ふくまるを超える味にはならないと思うが!
— チナコロボックル (@tinacolobockle) September 16, 2024
にじのきらめきは、コシヒカリより美味しいって話だったけど炊き立てならまだいいけどお弁当にすると微妙だった
米粒が大きいから食べ応えがあって炒飯にすると意外とよかった— ヨッシー 国境無き猫もふ団 (@etizenkou) November 21, 2022
にじのきらめき実食!
結論はうまい!けど味が薄い!と感じた!
でも普通に売ってるお米としては断然うまい!
粒が大きいとの事だったけど粒の大きさはそこまで感じない感じ
香りも香ばしいのに甘味が少なめ
ここを改善できればかなり良い米になりそう!
来年にじのきらめきに手を出しますw pic.twitter.com/RTvR7HLy2L— まーとんTV#國井米 (@uafbv7190) July 4, 2025
安いしうまいし、またにじのきらめきを買おうと思ったらすぐに売り切れてしまった思い出。備蓄米を買えばまた出会えるかも。 https://t.co/wjPddwjNO5
— zapa (@zapa) May 30, 2025
うまぁ
こめたってるし
むっちむちだし
うまいね
あっさりな甘さがいいかも
にじのきらめき pic.twitter.com/ZHU0hhGEYH— ライムソテーアイブリϵ( 'Θ' )϶ (@rhymesoteizoku) November 26, 2023
「にじのきらめき」が向いている人・向いていない人
向いている人
・米の粒立ちを重視する方
・冷めても美味しいおにぎりや弁当を作る方
・丼もの・チャーハン・寿司など料理とのバランスを大切にする人
向いていない人
・米の香りに敏感で、クセが気になる方
・ご飯だけで満足感を得たい人(コシヒカリ派)
他銘柄との比較
たとえば、以下のような品種と比較されることが多いですが、それぞれに個性があります。
品種名 | 特徴 |
---|---|
コシヒカリ | 強い粘りと甘み、全国的な定番品種 |
つや姫 | 粒が大きく美しい、冷めても粘り強い |
にじのきらめき | ややあっさりめで弾力あり、冷めても美味 |
総評
「にじのきらめき」は、見た目の美しさや冷めても美味しい点で高評価を得ている一方で、粘りや香り、価格に対して賛否が分かれるブランド米です。
「まずい」と感じる人は、おそらく他の米品種とのギャップや期待値との違いによる影響が大きいと考えられます。
一方で、「うまい」と感じる人にとっては、料理との相性や毎日の食卓を彩る“相棒”となり得る存在です。
そのため、「万人受け」よりも「好みの分かれる通好みの米」という評価が妥当かもしれません。
まとめ
結論として、「にじのきらめき」は決して“まずい米”ではありません。
むしろ炊き方や用途次第では、他のブランド米にない魅力を発揮するポテンシャルを秘めています。
「香り」「粘り」「食感」など、人によってお米に求める基準は異なります。
だからこそ、一度だけの印象で「まずい」と判断するのではなく、調理法やシーンに応じてその個性を引き出すことが重要です。
ぜひ一度、あなた自身の舌で「にじのきらめき」の真価を確かめてみてはいかがでしょうか。