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鬼ころしはまずい?うまい?評判や口コミも解説

鬼ころしアイキャッチ画像

日本酒のパック酒として有名な「鬼ころし」。
スーパーやコンビニで手軽に買えることから、日本酒初心者からベテランまで広く飲まれてきました。

しかし、その一方で

・安いけどまずい
・頭が痛くなる
・飲みにくい

といったネガティブな意見も多く見られます。
価格の手軽さと引き換えに、味わいや品質で賛否が分かれてしまう存在なのです。

ただし、飲み方を工夫すれば意外な美味しさが引き出せるのも鬼ころしの特徴。
ここでは、まずいと感じられる理由と、逆にうまいと評価されるポイント、さらにおすすめの飲み方アレンジまで掘り下げていきます。

※本ページは一部プロモーションを含みます。掲載内容は予告なく変更される場合があります。

鬼ころしとは

鬼ころし画像引用

出典:https://onikoroshi.co.jp

「鬼ころし」とは、日本酒業界における銘柄名というより、安価でアルコール度数の高い日本酒を示す“呼び名”として広く使われている言葉です。
全国の複数の酒造メーカーが「鬼ころし」という名前の商品を展開しており、パック酒として販売されているものが有名です。

一般的には普通酒に分類され、米や米こうじだけでなく醸造アルコールを加えて造られることが多いため、アルコール度数が高めでキレの強い味わいが特徴。
その分、雑味やアルコール感が強く出やすく、価格も非常に安価です。

「酔うための酒」として親しまれてきましたが、その独特な風味が「まずい」と感じられる要因にもなっているのです。

まずい理由

まずいイラスト

アルコール感が強すぎて飲みにくい

鬼ころしは「強さ」を売りにしているため、どうしてもアルコールの存在感が際立ちます。
グラスに注いだ瞬間からツンと鼻を突くような香りが立ち、口に含むと喉の奥までカーッと熱さが広がります。

これが「刺激的でうまい」と捉える人もいますが、多くの人にとっては

・ただアルコール臭がきつい
・味よりも酒精が勝っている

と感じやすい部分。
とくに繊細な香りを楽しむ純米吟醸や大吟醸を普段飲む人からすれば

・荒削りで雑
・飲み心地が悪い

とネガティブに映ってしまうのです。

雑味が目立ちやすい

鬼ころしは価格を抑えるために、醸造アルコールや糖類を添加した普通酒であることが多いです。
そのため米や麹だけで仕込んだ純米酒に比べると、味に奥行きや透明感が少なく

・えぐみ
・人工的な甘み

を感じやすいのが難点。
例えば、一口目はそこまで気にならなくても、飲み進めるうちに舌に残る苦味や渋みが蓄積し、「安っぽい酒だな」という印象に結びついてしまいます。

飲み比べをすると特に差が際立ちやすく、「雑味の多さ=まずい」と言われる大きな理由です。

酔いやすく悪酔いしやすい

アルコール度数が高めに設定されているため、少量でも一気に酔いが回ります。
「すぐに酔えるからコスパがいい」と好意的に言う人もいますが、裏を返せば「ペースを間違えると悪酔いする」ということ。

さらに醸造アルコールが多く含まれていることで、翌朝の二日酔いが重くなりやすいという声も少なくありません。

・鬼ころしを飲んだ翌日は必ず頭が痛くなる
・体に残る感じが嫌だ

といった経験談もよくあり、これが“まずい酒”という印象を強めてしまうのです。

香りの乏しさとアルコール臭

吟醸酒や大吟醸のように、果実のような華やかな香りを期待して飲むと、鬼ころしにはほとんど香りがないことに気づきます。
感じられるのはアルコールそのものの匂いが中心で、ふくらみや奥行きが不足しています。

グラスを鼻に近づけたときにワクワクするような香りが広がらないため、

香りがない=つまらない
アルコール臭しかしない=まずい

と感じてしまう人が多いのです。
香りの弱さは「飲んで楽しい」という体験価値を損なってしまいます。

温度帯で欠点が強調されやすい

日本酒は冷や・常温・熱燗と温度によって印象が変わりますが、鬼ころしはその変化がマイナスに出やすい酒です。
冷やすとアルコール感が鋭く立ち、常温だと雑味やえぐみが前に出やすく、熱燗にするとアルコール臭がさらに際立ってしまう。

結果として

・どの温度で飲んでもいまいち
・どう扱ってもクセが消えない

と評価されやすいのです。
調整の難しさが、家庭で気軽に飲む人には「やっぱりまずい酒」と判断される理由のひとつになっています。

ブランドイメージと先入観

「鬼ころし」という名前はインパクト抜群で、強い酒をイメージさせますが、そのぶん「安酒の代名詞」としても浸透してしまいました。
紙パックで安売りされている姿を見慣れていると、高級感や丁寧な酒造りを連想しにくく、最初から

・安っぽい酒
・酔うだけの酒

という先入観で飲んでしまう人が多いです。

人間の味覚は思い込みに左右されやすいため、先入観が「まずい」という評価を後押ししてしまうのです。
結果として、鬼ころしは実際の味以上に「安くて雑」というイメージが強調され、損をしている部分があります。

うまい理由

うまい飲み物イラスト

コスパが圧倒的に良い

鬼ころし最大の魅力は「安くて量が多い」ことです。
紙パックで1.8リットルが千円前後という手軽さは、他の日本酒と比べても抜群のコストパフォーマンス。

・この値段でこれだけ酔えるなら十分
・高級酒を毎日飲むわけにはいかないけど、鬼ころしなら気軽に常備できる

と評価する人も多いです。
普段の晩酌でガブガブ飲むには、コスパの良さこそ“うまい”と感じる最大の理由といえます。

飲みごたえとキレの強さ

アルコール度数がやや高めで力強い喉ごしがあるため、

・一口でガツンとくる
・しっかり酔える

と満足感を得やすいです。
繊細な香りや複雑な味わいを求めないシーンでは、このストレートな飲みごたえが逆にプラスに働きます

・疲れて帰ってきて一気に気分を切り替えたい
・勢いよく酔いたい

といったときには、この強さが“うまさ”に直結します。

濃い味付けの料理と相性が良い

単体で飲むと荒さが目立ちますが、濃い味の料理と合わせるとバランスが良くなります。
例えば、焼き鳥のタレ味、豚の生姜焼き、濃い煮込み料理などは、鬼ころしのアルコール感で脂っこさが洗い流され、口の中がリセットされます。

唐揚げや餃子といった居酒屋メニューとの相性も抜群。
料理と一緒に飲むことで

・思ったより飲みやすい
・食事と合わせると結構うまいじゃん

と印象が変わる人も多いです。

熱燗で体に染みる

鬼ころしは熱燗にすると、香りの粗さは残るものの、冬場にはその“熱さ”が心地よくなります。
寒い夜に湯気の立つ鬼ころしを口に含むと、アルコールの強さが逆に「体を芯から温めてくれる力」に感じられます。

外で働いた後やキャンプなどアウトドアでの寒い場面では「この荒々しさがたまらない」とプラスに働き、「安酒だけど沁みる一杯」として“うまさ”を実感できるのです。

アレンジのベースとして使いやすい

鬼ころしはクセが強いからこそ、割り材やアレンジに負けません。

炭酸で割って日本酒ハイボール風にしたり、レモン果汁や梅干しを入れてさっぱり飲んだり、果汁ジュースでカクテル風にしたり。
家庭で気軽に試せるアレンジ方法が豊富です。

「ベースがシンプルで安いから、気兼ねなく実験できる」のは大きなメリットで、アレンジ後の飲みやすさが「意外と美味しい」と再評価につながっています。

庶民酒としての親しみや思い出補正

学生時代や若い頃に「安く酔える酒」として仲間と鬼ころしを飲んだ経験がある人にとっては、味そのものよりも“思い出”が加点要素になります。

・昔はこれで朝まで盛り上がった
・給料日前は鬼ころしで乗り切った

というエピソードとともに飲む鬼ころしは、懐かしさが美味しさに変わります。
高級酒にはない“庶民的な親しみやすさ”が鬼ころしの魅力であり、「やっぱりこれはこれでうまい」と感じさせる要素です。

口コミ

口コミイラスト

まずいと言う口コミ

うまいと言う口コミ

おすすめの飲み方アレンジ

提案イラスト

レモン割りで爽快に

氷を入れたグラスに鬼ころしを注ぎ、レモン果汁を加えるだけで爽やかな風味になります。
アルコールの重さが軽減され、夏場にぴったりの一杯です。

おでんや鍋と合わせて熱燗に

冬は熱燗にして、おでんや鍋料理と合わせるのがおすすめ。
鬼ころしの強いアルコール感が具材の旨味と調和し、体も温まります。

炭酸割りで軽く楽しむ

炭酸水で割ると日本酒ハイボール風になり、キレが良く飲みやすくなります。
揚げ物や焼き肉など脂っこい料理と合わせると相性抜群です。

カクテル風にアレンジ

オレンジジュースやグレープフルーツジュースで割ればフルーティーな日本酒カクテルに。
アルコールの角が取れ、女性や初心者にも飲みやすくなります。

まとめ

日本酒の鬼ころしは

・アルコール感が強い
・雑味が多い
・悪酔いしやすい

などの理由から“まずい”と評価されがちです。
しかしその一方で、

・コスパの良さ
・飲みごたえ
・料理との相性
・アレンジのしやすさ

といった魅力も多く持っています。
つまり、鬼ころしは高級日本酒のように味わうものではなく、気軽に楽しむ大衆酒としての価値があるのです。

飲み方やシーンを工夫すれば、“まずい酒”どころか“うまい酒”に化ける可能性を秘めています。
自分のスタイルに合った楽しみ方を見つければ、鬼ころしはもっと気軽で頼もしい存在になるでしょう。