大麦工房ロアの栗テリーヌはまずい?評判や口コミも解説

群馬県桐生市に本社を構える「大麦工房ロア」。
大麦を使った焼き菓子や洋菓子を手がける人気ブランドですが、その中でも季節限定やギフトで注目されるのが「栗テリーヌ」です。
大粒の栗をふんだんに使った贅沢なスイーツでありながら、口コミには
・期待外れだった
との声も見られます。
実際に食べた人の評価は、甘さや食感、価格帯とのバランスで大きく分かれているのが特徴。
ここでは、栗テリーヌが“まずい”と感じられる理由と、逆に“うまい”と評価される理由を整理しつつ、さらに美味しく食べるためのアレンジ方法も紹介していきます。
大麦工房ロアとは
出典:https://oomugi.co.jp
「大麦工房ロア」は群馬県桐生市に拠点を持つ菓子メーカーで、1985年の創業以来“大麦”を使ったお菓子づくりに特化しています。
代表作には
・大麦サブレ
などがあり、百貨店や空港でも販売されることが多いブランドです。
特に“大麦スイーツ”を看板に据えている点がユニークで、食物繊維を豊富に含む大麦を使い、健康志向と贈答需要を両立させてきました。
そのラインナップのひとつが「栗テリーヌ」。
秋冬シーズンに人気が高まり、贈り物や帰省の手土産として選ばれることも多いですが、実際の食べ心地は“賛否両論”。
栗のボリューム感を好む人もいれば、逆に「重たすぎる」と感じる人も少なくありません。
まずい理由
甘さが強すぎて重たい
栗テリーヌは“大粒の栗”と“濃厚な生地”の両方にしっかり甘さがついているため、一口目から舌の上にどんと甘さが広がります。
普段ケーキや洋菓子でも“甘さ控えめ”を好む人には、その瞬間に
・途中で飽きる
と感じられやすいです。
加えて栗自体も甘露煮仕様で蜜の甘さが濃く、生地と合わさると「甘みが重なりすぎて単調」という印象に。
お茶やコーヒーと合わせれば多少中和できますが、そのまま食べると途中でフォークが止まりやすいのです。
食感が固く感じられる場合がある
本来はしっとり食感を楽しめるお菓子ですが、冷蔵庫でしっかり冷やしたまま食べると、ずっしり固めで「フォークを入れるのにも力が要る」といった印象を受けることがあります。
栗のゴロゴロ感が“嬉しい”と捉えられる人もいますが、反対に
・硬さばかり目立つ
と感じる人も。
しっとり系スイーツに期待していた人が、この固め食感にぶつかると、期待を裏切られたように「まずい」と判断してしまうのです。
栗の風味が人工的に感じる
大粒の栗は見た目のインパクトが強いものの、加工品ならではの“シロップ漬け感”や香料っぽさを感じる人もいます。
・缶詰のような甘さが前面に出ている
との声が出やすく、特に“栗そのものの素朴な味”を期待していた人にはガッカリ要因となります。
洋酒やバターの香りが生地から漂うと、さらに「栗の本来の風味が隠れてしまっている」と思う人もいて、栗好きほど厳しい評価になりやすいのです。
ボリュームが大きくて食べきれない
一本サイズでどっしり販売されるため、分厚く切ると甘さも密度も濃厚で、数口で“お腹にずしん”ときます。
シェアせずに一人で食べきろうとすると
・最後は惰性で口に運んでいる
となりやすいです。
・最後は重さに負けてしまった
との感想が散見されます。
ボリュームが魅力でありながら、同時に“まずい”印象を強める結果になるのです。
値段に見合わないと感じる人もいる
贈答用としては見栄えがするため高価格も納得ですが、自宅でちょっとしたおやつ感覚で食べると
・大きな栗が入っているのはわかるけど味が平凡
との声も。
高級スイーツらしい繊細さや奥行きを期待していた人からすると、価格に対して味が追いついていないと感じられ「高いのにこの味ならリピートはしない」という結論になりがちです。
味わいだけで判断したときに「見た目代の分が多い」と感じてしまうのが“まずい”評価に直結しています。
保存状態で風味が落ちやすい
栗テリーヌはしっかり密封されていても、冷蔵庫で数日置けば風味が抜け、生地がパサついてしまうことがあります。
初日に食べたときは「しっとりしていて美味しい」と感じても、翌日以降に食べると
・栗の香りが薄れた
と思いやすいのです。
また、常温に戻さずに食べると固さや甘さが前に出すぎて、“まずさ”を感じやすくなります。
つまり保存や食べるタイミングを誤ると、品質のばらつきがそのまま評価に響いてしまうのです。
うまい理由
栗が贅沢に使われている
栗テリーヌを一目見てまず驚くのは、その断面に並ぶ大粒の栗。
一本をカットすると、どこを切っても栗がごろごろと顔を出し、“栗好きの夢”とも言えるビジュアルです。
市販のケーキやパウンド菓子では「小さく砕いた栗が少しだけ混ざっている」ことも多いですが、このテリーヌは“丸ごと感”が違います。
口に入れるとほっくりとした栗の存在感がしっかり伝わり、「栗を食べている」という満足感が濃厚。
秋冬の贅沢な味覚として、栗ファンから高く評価される理由です。
生地の濃厚さと栗の甘みの相性
バターや卵をたっぷり使ったテリーヌ生地は、きめ細かくしっとり。
そこに甘露煮の栗が重なることで、洋菓子らしいリッチさと和菓子的な甘さが同居します。
一口目は生地のコクが前に出て、噛むほどに栗の自然な甘みが追いかけてくる。
この二段階の味わいが「濃厚だけど上品」という印象を残し、紅茶やブラックコーヒーと合わせた時に一層映えます。
甘党にとっては「甘さが強い」ことさえ“ご褒美感”に変わるのです。
特別感がある
一本でどっしりとしたサイズ感のある栗テリーヌは、普段のおやつではなく“イベント感のあるお菓子”として楽しめます。
家族や友人とカットしてシェアする瞬間や、贈答で箱を開けてもらう時の「わぁ!」というリアクションも、このお菓子ならでは。
季節限定の雰囲気もあり、秋の収穫祭や冬のギフトシーズンに食べると「この時期だけの特別な味」という記憶が残ります。
味覚だけでなくシーンに結びついた特別感が、“うまい”という印象を強めているのです。
栗と大麦の組み合わせがユニーク
大麦工房ロアならではの工夫が“大麦粉”を使った生地。
小麦粉主体の生地よりも香ばしさがあり、栗の甘さを引き立てつつ、くどさを少し和らげる役割も果たします。
普通のテリーヌやパウンドケーキにはない風味が加わり、「ロアらしい個性」としてファンを惹きつけています。
また大麦は食物繊維が豊富で、健康を意識する人にとって“罪悪感が少ないスイーツ”としても評価されやすい点がユニークです。
濃い飲み物と合わせると真価を発揮
単体だと甘さが強いと感じやすいですが、ブラックコーヒーや渋めの日本茶と合わせることで甘みが引き締まり、栗の風味がよりくっきりと浮かび上がります。
たとえば深煎りのコーヒーと一緒に食べれば、苦味が甘さをリセットし、次のひと口が新鮮に感じられる。
渋みのある煎茶やほうじ茶なら、甘露煮の栗の風味が一層和菓子風に引き立ちます。
飲み物を工夫することで“甘すぎてまずい”という印象が逆転し、“うまい”に変わるのです。
贈り物として喜ばれる
最後に忘れてはいけないのが、ギフト菓子としての価値です。
大粒の栗がぎっしり詰まった断面は迫力があり、箱を開けた瞬間から「すごい!」という特別感があります。
自分で買うには少し贅沢でも、もらうと嬉しい。
そんなお菓子はそれだけで“美味しい記憶”につながります。
贈る側にとっても「見た目に華があり、安心して渡せる」存在であり、食べる人の印象に残る。
味と一緒に“贈る喜び”を伴うことも、栗テリーヌが“うまい”と評価される理由のひとつです。
口コミ
いもうとからおおむぎ工房さんの大麦栗テリーヌという物をいただいて食べてみたんだけど美味しすぎてビックリした
— たみかた (@katamiko_ov) February 14, 2025
大麦工房ロア【ワケあり大麦栗テリーヌ】
ゴロゴロ入ってる栗は国産じゃないんだね……それで通常価格5,000円超は中々ですね……https://t.co/CYb3YRrjOS— 頭文字MA (@initial_MA) July 13, 2024
ずっと気になってた
おおむぎ工房さんの訳あり『大麦栗テリーヌ』の切れ端をついに頼んでしまった(笑)栗がめちゃゴロゴロ入ってた😍✨
パウンド生地は大麦だからなのか
なんか普通のと違う・・・パサついてる様な食感? (^◇^;)でも、美味しかった!
満足満足🥰 pic.twitter.com/fP5dfsXh1i— おが (@sora0228okayu) August 13, 2023
大麦工房ロアで栗テリーヌ切れ端を購入。届きまして美味しいですが、切れ端二箱買い3000円位だったか。切れ端が一パックに3個。それが4つ。3000円で12個の切れ端。1個250円は高いなと思いました。失敗。
この↓一切れ。切れ端でも安くはないです(´;ω;`)失敗…。 pic.twitter.com/f43QYN8TdR— かんな (@fmtkwi1020) June 22, 2021
(アフィリエイトではありません)
大麦工房の栗テリーヌスポンジケーキは苦手なんだけど
薬膳的に良い栗が入ってるので注文。 pic.twitter.com/2jWr2FHaxd— 健康的なAli 🌅 1 (@sinsinkenkou1) February 26, 2025
おすすめの食べ方アレンジ
薄くスライスして食べる
厚切りでは重たく感じる栗テリーヌも、薄くカットすると程よい甘さと栗のバランスが楽しめます。
ティータイムのお供にするなら一口サイズがおすすめ。
軽く温めて風味を引き出す
電子レンジで数秒温めると、生地が柔らかくなり、栗の香りも引き立ちます。
ほんのり温かい状態で食べると甘さがやわらぎ、しっとり感も復活します。
アイスやクリームと合わせる
バニラアイスや生クリームを添えると、冷たさと乳脂肪のコクで栗テリーヌの甘さが中和され、デザートとして完成度が上がります。
渋めのお茶やコーヒーと一緒に
ストレートの紅茶、ブラックコーヒー、濃いめの緑茶と合わせることで甘さを引き締め、栗の香りを引き立てます。
ドリンク選び次第で“飽きない食べ方”ができます。
まとめ
大麦工房ロアの栗テリーヌは
・食感が固い
・保存で劣化しやすい
といった理由から“まずい”と感じる人がいる一方、
・濃厚で特別感がある
・飲み物と合わせると美味しい
と高く評価する人もいます。
つまり、好みや食べ方によって印象が大きく変わるスイーツです。
甘党で栗好きな人にはぴったりですが、そうでない人は工夫して食べるのがおすすめ。
カットの厚さ、温め方、飲み物との組み合わせ次第で“まずい”が“うまい”に変わる余地がある栗テリーヌ。
贈答品としての華やかさもあり、シーンを選べば価値のある一品と言えるでしょう。