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パンガシウスはまずい?うまい?口コミや美味しい食べ方も紹介

パンガシウスアイキャッチ画像

近年、日本のスーパーや外食チェーンでよく見かけるようになった「パンガシウス(Pangasius)」。
淡白な味わいとリーズナブルな価格が特徴で、白身魚の代用品として流通していますが、インターネット上では「パンガシウス まずい」という検索ワードが一定数存在します。

では、なぜ一部の人たちはパンガシウスを「まずい」と感じるのでしょうか?以下にその主な理由を解説していきます。

パンガシウスとは

パンガシウス画像

パンガシウスとは、主に東南アジアのメコン川流域で養殖されているナマズ科の淡水魚で、白身魚として世界中で広く流通しています。
柔らかくクセの少ない身質が特徴で、主にフィレ状に加工された冷凍品として販売されます。

価格が安く、骨がほとんどないことから、業務用食材として学校給食や外食チェーンでも人気があります。
一方で、淡白すぎる味や川魚特有の臭みを理由に「まずい」と感じる人もおり、好みが分かれる魚です。

調理方法や下処理によって美味しさが大きく左右されるため、使い方次第で評価が変わる食材といえます。

まずいと言う理由

まずいイラスト

独特な風味・臭みがあると感じる人も

パンガシウスは淡水魚(主にベトナムのメコン川流域で養殖)であり、独特の川魚臭を感じる人がいます。
特に、皮付きのまま調理された場合や、下処理が甘い場合には、その

・泥臭さ
・ぬめり

が強く出てしまうことがあります。
これは、同じ白身魚の代表格であるタラやスズキと比較して、味のクセが目立つとされる点で、「まずい」と評価される一因となっています。

食感が“グニャッ”としていて苦手という声

パンガシウスは、身がとてもやわらかく、水分を多く含んでいるのが特徴です。
このため、調理法によっては

・グニャッとした食感
・べちゃっとした印象

になりやすく、特にフライやムニエルにしたときに

・噛み応えがない
・食感が気持ち悪い

と感じる人もいます。
この“違和感”が、食べ慣れない人にとって「まずい」という印象を強めることがあるようです。

調理次第で味がぼやける

パンガシウスはクセが少ないぶん、

・旨味も少ない
・味がしない

という評価を受けることもあります。
魚本来の風味を重視する人にとっては、味がぼんやりしていて物足りず、単なる“安い代替魚”というネガティブな印象を持たれがちです。

特に塩焼きや蒸し物など、シンプルな料理にした場合に「旨みが感じられない」という声が出やすいようです。

原産国・養殖環境に不安を感じる人も

パンガシウスの多くは、東南アジア(主にベトナム)での養殖によって生産されています。
一部の人々は、

・衛生状態が心配
・輸入元の水質管理が不安

といったイメージを持っており、その心理的な抵抗感が「まずい」と感じる要因になっているケースもあります。
特に過去にメディアで取り上げられた“劣悪な養殖環境”の話などが記憶に残っている人にとっては、味以前に「食べたくない」という反応に繋がっている可能性も否定できません。

“安すぎる”ことによる偏見

最後にもうひとつ見逃せないのは、「価格が安すぎるゆえに、無意識に品質が低いと思ってしまう」というバイアスです。
パンガシウスは非常にリーズナブルで、他の白身魚と比べて半額以下で売られていることもあります。

その“安さ”が逆に「おいしくない魚なんだろう」という先入観を生み、それが食味の評価にも影響してしまうことがあります。

それでも人気な理由──パンガシウスが選ばれ続けるわけ

うまいご飯イラスト

ネガティブな意見がある一方で、パンガシウスは世界的に大量に流通しており、日本国内でもスーパーや業務用市場で安定した人気を持っています。
では、なぜ“まずい”と言われることもある魚が、一定の支持を集めているのでしょうか?その理由をひもといていきます。

コスパ最強の白身魚

まず最大の魅力は価格の安さです。
タラやスズキなど他の白身魚と比較しても圧倒的に安価で、大容量の冷凍パックで手に入るため、給食・社員食堂・外食チェーンなどでも頻繁に使用されています。

予算に余裕がないけど、魚を食卓に取り入れたいという家庭にとっては強い味方です。

骨がなくて子どもにも安心

パンガシウスは完全に骨抜きされたフィレで販売されていることが多く、子どもや高齢者にも安心して提供できるという点が好まれています。

小骨を取り除く手間がなく、扱いやすさは魚の中でもトップクラス。
調理時間の短縮にもつながります。

クセが少なくアレンジ自在

・味が薄い
・個性がない

と言われがちですが、裏を返せばそれはどんな味付けにも合う万能素材であるということ。

・和風
・洋風
・中華
・エスニック

どんな調理法とも相性がよく、冷凍保存もしやすい食材です。
献立を考えるうえで“ベースになる魚”として非常に優秀なのです。

口コミ

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まずいと言う口コミ

うまいと言う口コミ

美味しく食べるコツ──パンガシウスを活かす調理法

提案イラスト

では、「パンガシウスはまずい」と感じないためにはどうすればいいのでしょうか?
ここでは、美味しく食べるための下処理や調理の工夫をご紹介します。

臭み取りはマスト!「下処理」が鍵

パンガシウスの“川魚っぽい臭み”を防ぐには、下処理を丁寧に行うことが必須です。

・軽く塩をふって10分ほど置き、水分と臭みを引き出す
・水で洗い流すか、酒をふってからキッチンペーパーで拭き取る
・生姜やニンニクを使う料理にするとさらに臭みを抑えやすい

下処理を怠ると、どんな味付けでも臭みが残るため、最も重要な工程です。

揚げる or 濃いめの味付けが相性◎

パンガシウスは水分量が多く、焼くだけだと“ベチャっと”しがち。
逆に、以下のような調理法とは相性が抜群です。

・フライ(パン粉や唐揚げ粉でしっかり衣をつける)
・バターソテーやムニエル(しっかり焼き目をつける)
・中華風の甘酢あんかけやチリソース
・カレーや煮込み料理の具材として使う

表面に焼き目や揚げ衣をつけ、水分を閉じ込めることで、食感の物足りなさをカバーできます。
小麦粉+片栗粉のW衣で揚げると、サクサク&ジューシー!

冷凍→解凍の仕方にも注意

冷凍で売られているパンガシウスを調理する際には、急速解凍より“自然解凍”がベターです。
レンジでの解凍や熱湯での処理は、旨みや水分が抜けやすく、さらに食感が悪化する可能性があります。

できれば、冷蔵庫で一晩かけてゆっくり解凍し、軽く水気を拭き取ってから調理しましょう。

まとめ

パンガシウスに「まずい」という評価がつくのは、調理方法や食べ慣れの有無による部分が大きいです。
確かに高級魚のような深い旨みや食感はありませんが、

・安くて使いやすく
・栄養も豊富で
・アレンジ次第でいくらでも美味しくなる

という意味では、非常に“使える”魚だと言えるでしょう。
「まずい」と感じたことがある人も、一度“下処理をしっかりしたパンガシウスのフライ”などから再チャレンジしてみると、新しい印象を得られるかもしれません。

海鮮

Posted by mazui