タルティンはまずい?美味しい?評判や口コミも解説

「タルティン(Tartine)」は、百貨店の洋菓子売り場で行列ができる人気ブランド。
お花や双子の女の子をあしらったキュートなパッケージと、軽やかな焼き菓子やチョコの組み合わせで、手土産の“ド定番”として知られています。
一方でSNSや口コミには
・高いわりに量が少ない
・並ばないと買えない
などの不満もちらほら。
今回は、タルティンが“まずい”と言われる理由と、“やっぱりおいしい”と支持される理由を両方整理。
最後に、初めてでもハズしにくいおすすめメニューもご紹介します。
タルティンとは
出典:https://tartine.jp/
タルティンは2018年に誕生したスイーツブランド。
2025年4月に“花とチョコレート”をテーマにリニューアルし、世界観と主力商品をアップデートしました。
常設店は池袋東武、そごう横浜、JR名古屋タカシマヤ、阪急うめだ本店の4拠点(いずれもデパ地下)で展開。
かわいい世界観はそのままに、花束の形の「タルティンブーケ」など、“花モチーフ×チョコ&焼き菓子”のラインが看板になっています。
なお、公式オンラインはイベント時のみ案内があり、転売サイトでの購入は品質保証の対象外と明記。
買うなら公式の店舗・案内からが安心です。
まずい理由
「甘い×軽い」が好みに合わず“単調”に感じる
タルティンはラングドシャや最中生地、ホワイトチョコやミルクチョコを組み合わせた“軽やか&甘め”の設計が多め。
これがハマる人には至福ですが、ビターなチョコや濃厚バターの重厚感が好きな人には
・香りの余韻が短い
と感じられがちです。
特に代表作「ニコル」では“見た目通りの味”で驚きが少ない、チョコの風味がもう少し欲しい、といったレビューも見られます。
見た目の可愛さで期待値が上がるぶん、味の方が“素直すぎて単調”に映ると「まずい」と断じられてしまうのです。
価格と量のバランスで“割高”に感じる
百貨店ギフトの価格帯ゆえ、1個あたりの単価はコンビニ菓子より高め。
・焼きの手間
・百貨店のブランド料
まで含めた「贈答前提」の設計なので、日常のおやつ基準で比べると「量のわりに高い」と受け止められやすいです。
実際、ニコルに関しても「少し高いかな」という声があり、可愛い箱や限定デザインに価値を見出せない人ほどコスパ不満=味の評価まで引きずって“まずい”に傾く構図になりがち。
行列・完売・購入難度がストレスになりがち
タルティンは時間帯によって行列や完売が発生し、買うまでの手間がかかることがあります。
「やっと買えたのに普通だった」という心理的な反動が起こり、味の評価が必要以上に厳しくなることも。
レビュー記事でも、夕方は完売札が目立つ・列ができるといった様子が紹介されており、体験のハードルが上がるほど「期待しすぎた→肩透かし→まずい」の流れになりやすいのが実情です。
テイクアウト後の“保管・持ち運び”で劣化しやすい
繊細なラングドシャやホワイトチョコは、
・温度
・振動
の影響を受けやすいお菓子。
袋や箱の中で割れたり、クリームがやわらかくなったりすると食感や口どけが崩れ、味の印象までダウンします。
とくに夏場の移動や長時間の持ち歩きでは、家に着いた時には“本来のサクふわ感”が損なわれがち。
丁寧な商品でも、食べるコンディションが悪いと「期待以下=まずい」に直結してしまいます。
転売品をつかむと“本来の味”ではないことも
公式は、他社サイトでの転売購入について品質・安全の保証対象外と明言しています。
保管温度や賞味期限の管理がずさんな転売品に当たると、風味の抜けや食感劣化が起きやすく、「あれ? 思ったより美味しくない」と感じても無理はありません。
まずは正規の売場で新しいロットを手にすることが、フェアな評価への近道です。
世界観先行の“期待値バイアス”
タルティンはストーリーとパッケージの完成度が非常に高いブランド。
だからこそ“映え”と“話題性”で期待がパンパンに膨らみ、実際に食べると「見た目>味」と感じる人が一定数出ます。
リニューアルで“花とチョコレート”がさらに前面に出た今、ビジュアル先行で手に取る人はますます増えるはず。
期待が高すぎるほど、実物が良品でも“普通”に感じやすく、結果として「まずい」の声を生む温床になります。
うまい理由
サクッと軽い生地×やわらかクリームの“コントラスト”
タルティンの核は、ラングドシャやモナカのサク感と、チョコクリームのふんわり感。
その軽快な二層構造が口の中でほどけ、甘さはやや前寄りでも後味は軽い。
この“軽やかな満足感”が、百貨店スイーツでは希少な持ち味です。
ブーケではラングドシャにアーモンドが潜ませてあり、食感の奥行きもプラス。
かわいいだけじゃなく、設計としても理にかなっています。
花モチーフ×パッケージの完成度(手土産力の高さ)
“花とチョコレート”へと舵を切った新生タルティンは、開けた瞬間がピークになる設計がとても上手。
缶や箱、個包装の一つひとつまで“写真に撮りたくなる”仕立てで、手土産の満足度が高い。
中身が軽やかだから、甘さに強くない相手にも配りやすく、誰に渡しても喜ばれやすい汎用性があります。
価格以上の“贈る体験価値”が乗るのは、このブランドの大きな武器です。
「予想どおり」においしい安心感
奇をてらったフレーバーより、王道の苺・ミルク・ナッツで“想像どおりおいしい”に着地させるのがタルティン流。
ストロベリーのタルティンは、タルト生地×苺クリーム×苺ジャムで素直においしい構成。
最初の一口から最後まで味の起伏がぶれにくく、幅広い層にすすめやすいのが強みです。
価格も百貨店標準のレンジで、贈答・差し入れの“買いやすさ”があります。
“ニコル”の軽いチョコとアーモンドの香ばしさ
猫型の「ニコル」は、最中生地にチョコクリーム、上面にキャラメリゼしたクラッシュアーモンドとホワイトチョコのリボン——という“かわいいのに計算された”設計。
エアリーなクリームがすっと溶け、ナッツの香ばしさで甘さに一本芯が通ります。
甘党寄りの仕立てながら、重たくなりにくいのが良いところ。
入手性は限定だが、体験の“鮮度”が保たれる
常設店は4拠点のみで、時期により催事出店も。
通年どこでも買えるわけではない分、
・季節に合わせて選ぶ
という小さな非日常が生まれ、食べる体験の鮮度を保ってくれます。
ラインナップの更新もあり、ファンが“次は何が出るかな”と楽しみにできる余白があるのも支持の理由。
正規ルートなら“コンディション”が良い
公式が転売を明確に否定しているのは、品質管理への自信の裏返し。
正規店で買えば、
・回転の良さ
・製造からの時間
など、食べ頃のコンディションに当たりやすく、サクッとした食感や香りの立ち方が段違いに良くなります。
フェアに評価するなら、まずは正規店・最新ロットで。
これだけで印象がガラッと変わる可能性があります。
口コミ
まずい・低評価な口コミ
高野のケーキもタルティンもまずいんだよな普通に
— kotto (@SBCNDJV) April 4, 2025
HIBIKAのケーキも美味しくないし、タルティンのお菓子も美味しくないし、アトリエうかいのクッキーは不味い
— しまあじ (@sukipiopio) December 22, 2020
タルティンは美味しくないからな…
タルティンにするならチューリップの方が絶対良いって…— ٩( ᐛ )و (@LVC_93) August 3, 2022
タルティンって別に美味しくもないのになぜ人気なの…?
— おとなラP (@scarabee) April 27, 2019
うまい・高評価な口コミ
タルティンもらった!うまい!
ただパッケージの女の子が、シャイニングの双子にしか見えない pic.twitter.com/gd7Rd3tqOd
— hikaru🧬nɹɐʞıɥ (@SUTOUHA) May 10, 2021
タルティン詰め合わせも頂きました🍩
これもうまいです😋 pic.twitter.com/TnA62WVPTX— 🐕🐾🎌根本和則🎌🐾🐕 (@IpMDj1ViPLRE8X1) June 25, 2023
タルティンうまい。一口ですよ、これら… pic.twitter.com/JmJDWDfwFL
— 響@中堅主担に忙殺 (@yellow_stc) May 7, 2022
ホワイトデーに「タルティン」というものをいただきました😃
嫁と娘が「かわいいー!」と
発狂しております🤣
うまい!😋#タルティン#ホワイトデー pic.twitter.com/lXtWU22u5z— あんきも (@ankimo_YO) March 16, 2023
前から気になってたタルティンのお菓子を貰ったんだけど、めーっちゃうまい!! pic.twitter.com/kBCxZ7QALV
— ばよち (@_b0fs495) December 18, 2021
おすすめメニュー
タルティンブーケ
新生タルティンを象徴する“花束”型の焼き菓子。
フランス産発酵バターが香るラングドシャに、ふんわりホワイトチョコクリーム、素焼きアーモンドのアクセントという黄金バランス。
軽いのに満足感があり、見た目も華やかで手土産の主役にぴったり。
5個入〜16個入まで箱のサイズが選べるのも便利です。
紅茶(ダージリン、アールグレイ)や浅煎りコーヒーと相性◎。
タルティン(ストロベリー)
ブランド名と同名の看板菓子。
サクサクのタルト(クッキー)生地にピンクの苺クリーム、中心に苺ジャムが隠れていて、甘酸っぱさがふわっと広がります。
初タルティンの一箱ならまずはこれ。
冷蔵庫で10〜15分だけ冷やすと、クリームの口どけがやや締まり、すっきり食べられます。
ニコル
猫型の最中生地に、軽い口どけのチョコクリーム。
表面にはキャラメリゼアーモンドとホワイトチョコのリボン。
見た目のインパクトはもちろん、ナッツの香ばしさが甘さを引き締めてくれるので“甘党じゃなくてもいける”一箱。
コーヒーなら中煎りのナッツ系ブレンド、紅茶ならミルクティーで“甘香ばしさ”を引き出すのがおすすめ。
詰め合わせ・季節ボックス
ブーケ、ストロベリー、ニコルを一緒に楽しめるアソートは、初めての相手や職場用の配り菓子に向いています。
季節の花や限定色のパッケージは“開封のワクワク”が段違い。
内容の更新は公式やインスタで告知されるので、贈る予定がある人は事前チェックが安心です。
まとめ
タルティンが“まずい”と言われる背景には、
・価格と量のバランスへの不満
・行列や購入難度による期待値の上振れ
・転売購入による劣化
など、体験要因が重なりやすいことがあります。
一方で
・手土産としての完成度
・王道フレーバーの安心感
・花モチーフの楽しさ
はタルティンの確かな魅力。
まずは正規店でコンディションの良い箱を選び、ブーケやストロベリーから入るのがおすすめ。
自分や贈る相手の“甘さ耐性”に合わせてセレクトすれば、タルティンの良さはぐっと伝わりやすくなります。